鶏手羽冬ごはん

 

 成鶏 もも(皮つき) 440g
 成鶏 胸(皮なし) 400g
 成鶏 手羽(皮つき) 150g(骨含む)

 あずき(乾) 40g
 胚芽ごはん 400g
 オートミール 180g
 
納豆 100g
 絹ごし豆腐 260g

 西洋かぼちゃ 100g
 じゃが芋 100g
 ごぼう 140g
 人参 200g
 こまつな 100g

 大根 100g(25g/回 食前におろす)
 パセリ 10g

 フラックスシードオイル 16g(小さじ1)×4回
 オリーブ油 16g (朝のみ 小さじ2)×2回
 ごま油 16g (夜のみ 小さじ2)×2回
 その他 サプリメント



 成分値の値はすべて、乾燥重量につきの値です


 カッコ内は、AAFCO等の許容レベル(成犬です。
 総重量(サプリメント含) 2800g
 乾燥重量 928.8g

 エネルギー 4693.7kcal (
4736kcal
 たんぱく質 32.6%(
18〜30%
 脂質 20.4% (
5〜20%
 炭水化物 42.9% 
 ナトリウム 0.098%(
0.1〜0.4%
 カリウム 0.760%(
0.6%
 マグネシウム 0.10%(
0.04〜0.3%
 カルシウム 0.77%(
0.5〜1.0%
 リン 0.64%(
0.4〜0.9%
 カルシウム:リン 比  1.2:1 (
1:1〜2:1













 いたって健康な4歳児用のメニューです。
 体重50kg 2日分です。
 カロリーはちょっと低めに抑えています。 




上記のレセピは、

加熱する材料→この色(赤系) 

加熱せずに与える材料→この色(青系)
 
食事毎に加える材料→この色(緑系)
と色分けしてます。


1.あずき、オートミールはあらかじめ、軟らかく下茹でしておく。

2.肉と豆腐を別容器に保存しておく。

3.オートミールと御飯以外の
この色の材料(赤) をすべて鍋に入れ火にかける。

4.3の材料と、オートミール、御飯、パセリを、フードプロセッサー(バーミックス)にかける。
  (うちのわんこは、お腹があまり丈夫ではありませので、消化を助ける目的です)

5.食事毎に、1回分の肉・豆腐、納豆、大根おろし と
この色の材料(緑)を加える。





鶏肉: 豊富なタンパク質、脂質、ビタミンA・B群などを含みヘルシーミートと呼ばれています。
     また、鶏肉の脂質には、他の食肉よりリノール酸、リノレン酸などの多価不飽和脂肪酸が
     多いという特徴があります。
     鶏肉のタンパク質には、特にメチオニンが多く含まれ、肝臓に脂肪がたまる脂肪肝の予防
     に効果的です。

     胸肉にはナイアシンが多く、
     もも肉は、他の部位と比べて、鉄分、カロリーが高く、
     ささみは、他の部位と比べて、高たんぱく、低カロリー、(別の言い方をすれば、他の部位
     にくらべて、リンが多く、脂肪が少ないので、タンパク質・リン%が、あがりやすい)です。
     その他、亜鉛、カリウムも他の部位より高めです。

     東洋医学では、鶏肉は体を温めて胃腸の消化吸収を高めると言われています。
     また、水分代謝を調整する作用があるので、尿が出にくい、むくみなどにも有効です。


あずき: 良質の(植物性)たんぱく質源、ビタミンB1、カリウム、繊維も多く含みます。
      ただし、マグネシウム量も高いです。
      外皮に含まれるサポニンには、むくみの改善、高血圧予防、コレステロール低下、
      強い解毒作用があります。
      (サポニンの効果を期待する場合はゆでこぼさないのがポイント)      
     
      東洋医学では、「赤小豆(しゃくしょうず)」と呼ばれ、むくみ、腫れに効き、利尿作用が
      あるので、心臓病、腎臓病、脚気などの症状の軽減に利用されています。
      (むくみ対策であれば、人間の場合、小豆30gを540CCの水で半量になるまで煎じ、
      1日3回にわけて飲む。)
      

オートミール:   燕麦(オーツ麦、カラス麦)を精白して砕いたものがオートミールです。 
(ロールドオート) オートミールが精白米だとすると、ロールドオートは胚芽米にあたります。
            (ヘンな例えで( ̄∇ ̄)ゞゴメリンコ〜♪)  
            たんぱく質、鉄分、カルシウム、ビタミンB1、B12、E、食物繊維などを
            多く含みますが、マグネシウムも多いんです。
            また、摂りすぎると、ガス、鼓腸、腹痛の原因になることがあります。

            東洋医学では、体を温め、甘く、脾臓、胃、心臓、「気」一般に良いと
            いわれています。


胚芽ごはん: たんぱく質を下げる、カロリー供給源 として使っています。穀類でいうと、
         ごはんは、一番消化吸収率が良く、猫でもほぼ100%利用できるそうです。
         ただし、多ければ、脂肪として蓄積されるので、肥満の原因となります。
         穀類の中でも、マグネシウム量が少ないので、使いやすい食材です。
         
         東洋医学的には米は「体を温め、脾臓、胃、大腸、心臓に良い食べ物」
         と言われているそうです。

納豆: 大豆のたんぱく質は酵素分解され一部がアミノ酸になっているので、大豆にくらべ、
     消化吸収がよくなっています。

     納豆菌は、乳酸菌より強く長く腸内の腐敗菌を押さえ込むことが可能で、優れた整腸効果
     があり、便秘、下痢を解消し、大腸ガンの予防効果もあります。
     納豆のネバネバの主成分はムチンと呼ばれる物質で、タンパク質を無駄なく活用する働き
     があり、また、胃の粘膜、胃壁を保護します。

     また、ナットウキナーゼという血栓溶解活性の強い、抗がん効果もあると言われている
     酵素を含んでいます。
     その他、ジアスターゼ、アミラーゼなどの消化酵素も含まれます。

     納豆には多くのビタミンKが含まれますが、それだけではなく、納豆菌が腸内でビタミンKを
     合成します。人間の場合、血栓症などで、ワルファリン(脳や心臓の血管に血栓ができ
     やすい状態を改善し、手術後に血栓ができるのを防ぐ薬:ビタミンKの働きを抑えて、血栓
     が出来るのを防ぐ)を服用している場合は、納豆はタブーとなります。


豆腐: 大豆に比べ、水分が多い分、糖質が減少し、たんぱく質、脂肪とも消化吸収に優れて
     います。
     木綿はたんぱく質、カルシウム、鉄分などのミネラルを多く含み、
     絹ごし豆腐には、カリウム、ビタミンB1が多く含まれています。
   
     大豆の薬効(動脈硬化、心臓病、糖尿病などの生活習慣病、健脳、老化防止など)に
     加え、胃腸の炎症を取り、胃腸を丈夫にする、体液の生成を助ける、解毒を促進する、
     気管支炎やぜん息などの咳や痰を取り除くなどの効果もあります。

かぼちゃ: アルファカロチン、ベータカロチン、食物繊維、ビタミンC、E、が多く、またビタミンB12
        (神経障害に効くビタミン、悪性貧血を予防し、貧血による胃腸障害やイライラを改善)
        が、野菜には珍しく含まれています。ただし糖分が多いです。
       
        またビタミンC(アスコルビン酸=還元型ビタミンC)を酸化させて酸化型ビタミンC
        (デヒドロアスコルビン酸)にしてしまう酵素「アスコルビナーゼ」の活性が強いので、
        加熱して使います。

        東洋医学では「消化管にうるおいを与え、コロコロ乾燥したうんち(便秘)によい
        と言われています。
       
        民間療法では、種子だけでなく、実を生のままスライスしたものを少し食べて、
        軽い下痢をおこさせ、回虫を追い出す。という駆虫方法もあるそうです。


 「還元型」ビタミンC: 体内に溜まって酸化-還元というサイクルを繰り返す。

 「酸化型」ビタミンC: 不安定で、外へ排出される。部分的には可逆的に変換し
              (酸化型ビタミンCから通常のビタミンCへ再還元するということ)
               ビタミンCとして作用をもつ。と言われるが、多細胞の個体レベル
               で言えば、常に成り立つという保証はない。

 アスコルビナーゼは、熱(50度以上)と酸に弱い。



じゃがいも: カリウム摂取量をあげるために、使用しています。加熱による損失の少ないビタミン
         Cも豊富です。
        プロテアーゼ阻害物質(抗癌に働く)も含みます。ただし、芋類ですから炭水化物
        (糖質)量は高いです。
        男爵のでんぷん質は16%以上、メークィンで16%以下なので、我が家では
        メークィンを使用しています。
        
        東洋医学では体を温める。また、生のジャガイモのしぼり汁は胃・十二指腸潰瘍、
        慢性便秘に良いといわれています。(人間量:空腹時に小さじ1〜2/回 2回/日)
        
        じゃがいもの芽や皮の緑色の部分にはソラニンという毒素が含まれており、多食
        すると腹痛、めまい、眠気などの中毒症状を起こし、小児死亡例もあります。
        芽は完全に取り除く、皮は厚くむく、未成熟なジャガイモは選ばないなどの、注意を
        怠らないようにしましょう。


ごぼう: 銅などのミネラル、食物繊維の供給源です。

      ごぼうに含まれる食物繊維(セルロース、リグニンなど)のリグニンは、解毒作用が強く、
      胆汁酸を吸着し、発ガン物質を無毒化して排泄するので、大腸がんなどのガン細胞の
      発生を予防するといわれています。
      リグニンは切り口の数が多いほど増えるので、すりおろす、ささがきなどの調理法がよく
      その働きをさらに高めるにはメチオニンとともに摂るのがコツなのだそうです。

      ごぼうの炭水化物はでんぷんではなく主としてイヌリンで、ブドウ糖にかわりにくいため、
      血糖値の高い子でもOKだそうです。
      
      体を温め、解毒、解熱、利尿に良いといわれます。
      肝臓に良いハーブとしても有名ですね。
      ただし、マグネシウム含有量が高いため、多くは使えません。


人参: ベータカロチンの宝庫です。人参には組織の粘膜(上皮細胞)を丈夫にし、目、口、気管、
     肺を守る。腎機能を高める。生殖機能の向上。腸の運動を促進する。
     などの薬効があります。
     食物繊維、カリウムが多くマグネシウムが少ないので、使いやすい食材です。
     ただし、かぼちゃ同様、アスコルビナーゼを含んでいます。
     
     東洋医学では「やわらかく煮た人参は、胃腸を温めるのに最適」と言われるそうです。


小松菜: アブラナ科の植物で、カルシウム、ベータカロチン、ビタミンCが豊富です。
       ただし、亜硝酸塩を含むので、第2級アミンを含む食品(スモークソーセージ、
       オイルサーディン、たらこなど)との組み合わせは発ガン物質(ジメチルニトロソアミン)
       を生成するので避けましょう。
      (亜硝酸塩は一般に野菜などに多く、人間の唾液中にも微量ながら含まれているそう
       です。小松菜だけが極悪非道・人類の敵なワケではありません。)

       東洋医学では、体を温め、
         ・糖質の吸収をコントロールして代謝の調節を行うので、糖尿病の補助治療に。
         ・血液のめぐりを良くするので、歯槽膿漏、肩こり、尿の出が悪く、むくみが
          ある時に。
         ・ホルモンのバランスを調整し、生理不順、生理痛、乳腺炎の改善をはかる。
         ・呼吸を楽にして痰を取り除く。
       などに役立つ上、喘息、皮膚炎などアレルギー体質の人でも安心して食べることが
       できるといわれています。

大根: アブラナ科の1年草、消化作用に優れているので、「自然の消化剤」と呼ばれています。

     大根に含まれる消化酵素はジアスターゼ、アミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼ、セテラーゼ
     (たんぱく質を分解)、オキシターゼ(発がん性(変異原生)物質を分解、解毒)などで、
     胃腸内で働いて、胃壁の粘膜を保護、潰瘍を予防、修復に役立ちます。

     さらに、大根にはビタミンCや、セルロース、ペクチン(下痢、便秘を防ぐ整腸作用がある)
     などの食物繊維のほかに、リグニンも多く含まれます。
     (リグニンについては上記 ごぼう 参照)
    
     酵素はたんぱく質なので、加熱すると固まって効果がなくなってしまいます。
     また、ビタミンCも熱には弱いので、食べる直前に生のまますりおろすのがベストです。
     (時間の経過とともに、ビタミンCは30分の放置で20%損失し、ジアスターゼも
     消えてしまうそうです。)

     うちのわんこも大根おろし入りごはんの時には、よりよいうんちゃんしてくれます(^^)v
        
     東洋医学では、健胃、消化促進、咳止め、喀痰、利尿作用などの薬効の他、
     糖尿で、口渇があるときに、おろし汁を飲む方法もよく利用されているそうです。
     ただし、生で食べると、体を冷やすので、胃が冷えやすい人は、生で食べるのは控え、
     逆に、胃に熱を持ち、口内炎を起こしている場合には、おろすなどして生で食べるほうが
     良いといわれているそうです。

    
 
    その他、喉が痛く咳・痰が出るときには、大根おろしをコップ1/4に、小指の頭サイズの
     おろししょうがを加え、熱湯を注いで温かいうちに飲む。
     同じく咳止め、痰きり、口内炎には薄く切った大根を水あめに一日つけておいたものを。
     など数多い民間療法があります。


代表的な消化酵素


 ジアスターゼ: デンプン消化酵素.。消化を助け胃腸を守る。
 (アミラーゼ)  大根、かぶ、山芋などに含まれる。
           
 
 プロテアーゼ: タンパク質の消化を助け、胃腸の負担を軽くする。
          バナナ、チーズに多く含まれる。

 リパーゼ: 脂肪分解酵素
        体内にたまった中性脂肪を分解する働きがある。
        血液中に存在している。

 ラクターゼ: 乳糖分解酵素

 セルラーゼ: 繊維質を分解

 オキシダーゼ: タンパク質や脂肪の消化を助ける。
           発ガン物質を分解、胃壁を保護する働きもある。
           大根に豊富に含まれる。

 ジンジベイン: タンパク質分解酵素
          肉や魚の消化吸収を助け、消化不良、胃のもたれを防ぐ。
          その分解能力は強力で、1gで約9kgの肉を柔らかくできると言われて
          いる。
          しょうがに豊富に含まれる。

 パパイン: タンパク質分解酵素
         肉や魚の消化を助けるだけでなく、強力に炎症をしずめる作用もある。
        パパイアに含まれる。

 スクラーゼ、マルターゼ: 二糖類水解酵素
                  

 酵素は熱に弱く、華氏118度(およそ47℃)以上の熱で
 破壊されてしまうそうです。


      
パセリ: モノテルペン、フタライド、ポリアセチレンなどの抗酸化物質を高率に含んでいます。
      発癌物質の解毒を助け、また利尿活性効果もあります。
      葉緑素=クロロフィル(血中コレステロールを下げる、貧血の予防・改善、解毒作用、
      整腸作用、炎症沈静作用、抗酸化作用がある)がたっぷりはいっています。
      腎臓にはパセリって、もう定番でしょうか(^^)
      ただ、ビタミンKが多いんです。V・Kの最大許容量ご存知の方教えてくださいm(_ _)m
     
ごま油: カロリー補給に使用しています。脂肪酸組成は、リノール酸45%、オレイン酸39%など
      不飽和脂肪酸(LDLコレステロールを減少させ、高血圧や心臓病を防ぐ)が中心となり
      ます。
      セサミノールという、ごま独特の抗酸化物質が豊富です。
      油ですから、当然摂り過ぎると、肥満につながります。


純正と太白のちがいは?

 純正 → 色の濃いごま油で、ゴマを香ばしく炒ってから圧搾したもの。
       搾った後には加熱されていない。

 太白 → 透明なごま油で、ゴマを生のまま搾ってから精製したもの。
       ごま油特有の香りがあまりしない。

  
が、しかし我が家のごま油には、純正太白ごまと書いて
     あります・・・ ど〜いうことだろ(_ _;))))))))


オリーブ油: オメガ9系の脂肪酸であるオレイン酸を豊富に含んでいます(含有量70%以上)
         オレイン酸は、血中コレステロールを減らし、胃酸過多や胃潰瘍を予防・改善する。
         腸の働きをよくして、便秘を予防改善する。と言われます。
         オメガ9はLDLコレステロール(悪玉コレステロール)を減らすが、HDL(善玉コレス
         テロール)は減らさず、また、LDLコレステロールが酸化しにくくさせるので、
         「心臓を守る脂肪」と呼ばれています。
      
         サリチル酸塩が含まれていることがわかったので、にゃんへの使用は控えて
         います。
         (気にするほどの量ではないのかもしれませんが、他の油で代用できますので)
        

フラックスシードオイル:  =亜麻仁油です。オメガ3系のα-リノレン酸を豊富に含みます。
                (α-リノレン酸が不足すると、脳神経系の異常、アレルギー性症状
                の発症、ガン発生に対する抑制作用の低下、などが起こりやすくなる
                そうです。)

                不飽和性が強いため、酸化しやすいので、開封したら冷蔵庫で保存し、
                4〜6週間以内に使い切る。75度以上に加熱しない。などの注意が
                必要です。




  With gratitude
  for all food,
  and the sacrifices incurred
  so that others are succored.


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