ばばさまの馬・鶏肉秋ごはん


 鶏もも(皮つき) 50g
 馬肉 235g
 かつお なまり節 25g

 あずき(乾) 50g
 胚芽ごはん 100g
 ライ麦粉(全粒) 100g
 
納豆 50g
 さといも 50g
 れんこん 50g
 ごぼう 40g
 人参 60g
 グリンピース 40g

 パセリ 5g

 フラックスシードオイル 32g(小さじ2/回)
 オリーブ油 32g (小さじ2/回)
 フィッシュオイル 8g(1カプセル/回)
 クエン酸カルシウム 
          (カルシウム749mg相当分)
 その他 サプリメント:
   スピルリナ、ケルプ、エスターC、亜鉛、
   アルジニンなど



 成分値の値はすべて、乾燥重量につきの値です

 カッコ内は、AAFCO等の許容レベル、
 わかる限りの心臓血管系疾患に推奨される数値
 および、数種類の療法食(心臓血管系疾患用)の
 数値です。

 AAFCO等(老齢用)=
この色
 疾患用=
この色
 療法食=
この色
 腫瘍疾患用=
この色

 総重量(サプリメント含)946.85g
 乾燥重量 409.5g

 エネルギー 2017.7kcal (
2192kcal
 たんぱく質 26.08%
         (
16.9〜26.3%
         (
30〜45%
 脂質 23.9% (
10.0〜38%
            (
25〜40%
 炭水化物 43.8% (
25%未満
 ナトリウム 0.086%(
0.07〜0.25%
 カリウム 0.825%(
0.61〜0.88%
 マグネシウム 0.093%(
0.05〜0.13%
 カルシウム 0.458%(
0.5〜1.0%
 リン 0.337%(
0.2〜0.3%
           (
0.29〜0.67%
 カルシウム:リン 比  1.3:1 (1:1〜2:1
 n3/n6  0.613 (
3.0以下
 n3 6% (
5%以上
 アルジニン  2.0% (
2%
 加齢により、心臓が弱ってきた「ばば様」のごはんです。
 ばば様は、脂肪腫もありますので、腫瘍用の療法食も
 参考にしました。(n3値、n3/n6、アルジニン値)
 腫瘍療法食では、炭水化物を25%未満に抑えるよう
 薦められていますが、それでは、蛋白質の値があがり
 心臓・腎臓に負担がかかっても困りますので、
 そのあたりは気がつかないフリをしています(^^;
 体重25キロ、2日分です。




上記のレセピは、

加熱する材料→この色(赤系) 

加熱後に加える材料→この色(青系)
 
食事毎に加える材料→この色(緑系)
と色分けしてます。


1.あずきはあらかじめ、軟らかく下茹でしておく。ライ麦粉も水とともに火にかけ、
  沸々してきたらすぐ火を止めて蓋をしてそのままおいておく。

2.肉+なまりかつおを1回分づつ別容器に保存しておく。

3.ライ麦粉とごはん以外の
この色の材料(赤) をすべて軟らかくなるまで炊く。

4.3の材料とパセリをミキサーにかけてから、ライ麦、ごはんとまぜる。
  (うちのわんこは、お腹があまり丈夫ではありませので、消化を助ける目的です)

5.食事毎に、1回分の肉類、納豆と
この色の材料(緑)を加える。




鶏肉: 豊富なタンパク質、脂質、ビタミンA・B群などを含みヘルシーミートと呼ばれています。
     また、鶏肉の脂質には、他の食肉よりリノール酸、リノレン酸などの多価不飽和脂肪酸が
     多いという特徴があります。
     鶏肉のタンパク質には、得にメチオニンが多く含まれ、肝臓に脂肪がたまる脂肪肝の予防
     に効果的です。

     胸肉にはナイアシンが多く、
     もも肉は、他の部位と比べて、鉄分、カロリーが高く、
     ささみは、他の部位と比べて、高たんぱく、低カロリー、(別の言い方をすれば、他の部位
     にくらべて、リンが多く、脂肪が少ないので、タンパク質・リン%が、あがりやすい)です。
     その他、亜鉛、カリウムも他の部位より高めです。

     東洋医学では、鶏肉は体を温めて胃腸の消化吸収を高めると言われています。
     また、水分代謝を調整する作用があるので、尿が出にくい、むくみなどにも有効です。


馬肉: 高たんぱく、低カロリーな肉といわれています。
     鶏肉はもちろんのこと、他の赤身肉に比べても鉄分(ヘム鉄)が非常に豊富です
     その他にも、リノール酸やオレイン酸も他の肉と比較して多いですし、馬の心臓には
     核酸が多量に含まれるそうです。

     東洋医学では、体を温め、冷え性や婦人病によいと言われるそうです。
     また、解熱、解毒作用の作用もあるので、昔は打撲に馬肉湿布も使われたそうです。


かつお・なまり節: 魚のワリにはマグネシウムの値が低く、鉄分、ビタミンDの供給源にしてます。
             が、それよりなにより、食いつきがよくなるので大助かりです。
             食事毎のトッピングが一番効果的みたです。
             とんぼ節(見た目は非常に似てますが、こちらは まぐろです)と
             間違わないようにネ。

             かつお(通常のかつおのお話です)は、タンパク質、ビタミンB12(悪性貧血
             の予防)、ナイアシン(血行をよくする)、鉄(貧血予防)、タウリン(血圧、
             コレステロールを下げる)を豊富に含んでいます。
             その他、V・D(カルシウムの吸収を促進)、DHA(ドコサヘキサエン酸)、 
             EPA(エイコサペンタエン酸)、も含まれています。
             (特に 血合い には、ビタミンA、B1、B2、B12、D、鉄分がたっぷりです。)

             また、アンセリン(オリゴペプタイドのひとつ)も含んでいて、抗炎症作用、
             免疫調節作用も期待できそうだと言うことです。

             鮮度が下がるとヒスチジンによって中毒を起こしやすくなりますので、
             気をつけましょう。
             また、プリン態窒素含有量も多いので、尿酸値の高い人は食べ過ぎる事の
             ないようにしましょう。

             東洋医学では、気血を補い、健胃、充精、などに効果的とされ、気力がない、
             胃腸が弱っている、貧血気味、精力が減退している時などに良いと言われて
             いますが、湿疹のできやすい人は生の多食はダメだそうです。


あずき: 良質の(植物性)たんぱく質源、ビタミンB1、カリウム、繊維も多く含みます。
      ただし、マグネシウム量も高いです。
      外皮に含まれるサポニンには、むくみの改善、高血圧予防、コレステロール低下、強い
      解毒作用があります。 
      (サポニンの効果を期待する場合はゆでこぼさないのがポイント)      
     
      東洋医学では、「赤小豆(しゃくしょうず)」と呼ばれ、むくみ、腫れに効き、利尿作用が
      あるので、心臓病、腎臓病、脚気などの症状の軽減に利用されています。
      (むくみ対策には、人間の場合、小豆30gを540CCの水で半量になるまで煎じ、
      1日3回にわけて飲む。)
      

胚芽ごはん: たんぱく質を下げる、カロリー供給源 として使っています。穀類の中では、ごはん
         は、一番消化吸収率が良く、猫でもほぼ100%利用できるそうです。
         ただし、多ければ、脂肪として蓄積されるので、肥満の原因となります。
         穀類の中でも、マグネシウム量が少ないので、使いやすい食材です。
         
         東洋医学的には米は「体を温め、脾臓、胃、大腸、心臓に良い食べ物」
         と言われているそうです。


ライ麦: 食物繊維が豊富でカリウムも多く含みます。そのワリには、マグネシウムが少なめ
      (と言ってもにゃんに使用する場合は注意が必要ですが)で、使いやすい食材です。
      ただし、これは、私自身の経験ですが、摂りすぎると、「ふすま」程ではないにしろ、
      お腹がいたくなることがあります。
      その他、鉄・リンなどのミネラルや必須アミノ酸の含有量も高いです。
      また、歯のエナメル質と丈夫な爪に必要なフッ素も含んでいるそうです。


納豆: 大豆のたんぱく質は酵素分解され一部がアミノ酸になっているので、大豆にくらべ、
     消化吸収がよくなっています。

     納豆菌は、乳酸菌より強く長く腸内の腐敗菌を押さえ込むことが可能で、優れた整腸効果
     があり、便秘、下痢を解消し、大腸ガンの予防効果もあります。
      納豆のネバネバの主成分はムチンと呼ばれる物質で、タンパク質を無駄なく活用する
     働きがあり、また、胃の粘膜、胃壁を保護します。

     また、ナットウキナーゼという血栓溶解活性の強い、抗がん効果もあると言われている
     酵素を含んでいます。
     その他、ジアスターゼ、アミラーゼなどの消化酵素も含まれます。

     納豆には多くのビタミンKが含まれますが、それだけではなく、納豆菌が腸内でV・Kを
     合成します。人間の場合、血栓症などで、ワルファリン(脳や心臓の血管に血栓ができ
     やすい状態を改善し、手術後に血栓ができるのを防ぐ薬:ビタミンKの働きを抑えて、
     血栓が出来るのを防ぐ)を服用している場合は、納豆はタブーとなります。


人参: ベータカロチンの宝庫です。人参には組織の粘膜(上皮細胞)を丈夫にし、目、口、気管、
     肺を守る。腎機能を高める。生殖機能の向上。腸の運動を促進する。
     などの薬効があります。
     食物繊維、カリウムが多く、マグネシウムが少ないので、使いやすい食材です。
     ただし、ビタミンC(アスコルビン酸=還元型ビタミンC)を酸化させて酸化型ビタミンC
     (デヒドロアスコルビン酸)にしてしまう酵素「アスコルビナーゼ」を含んでいます。
     
     東洋医学では「やわらかく煮た人参は、胃腸を温めるのに最適」と言われるそうです。


 「還元型」ビタミンC : 体内に溜まって酸化-還元というサイクルを繰り返す。

 「酸化型」ビタミンC : 不安定で、外へ排出される。部分的には可逆的に変換し
               (酸化型ビタミンCから通常のビタミンCへ再還元するということ)
                ビタミンCとして作用をもつ。と言われるが、多細胞の個体レベ
                ルで言えば、常に成り立つという保証はない。

 アスコルビナーゼは、熱(50度以上)と酸に弱い。



さといも: 主にカリウム、食物繊維供給源になります。
       里芋のヌルヌルのは、ガラクタン(脳細胞を活性化、免疫力を強化)、マンナン(食物
       繊維)、ムチン(胃、腸壁の粘膜保護、肝臓・腎臓強化、蛋白質の消化吸収を高める)
       が主成分です。
       ぬめりは塩でもみ洗いすると落とせますが、ぬめり成分に薬効が多いので、落とし
       すぎないようにしましょう。
       (塩もみによりマグネシウムは1/2以下、カリウムは1/4以下に減少し、ナトリウム量
       があがるそうです。)
       
       里芋は根菜類ですが、腐りやすく、5度以下の場所では長持ちしません。
       室温(15度前後)で保存しましょう。

       東洋医学では、体液や血の循環を活発にし、つまったものを発散する作用があり、
       身体にできたしこり(甲状腺肥大、リンパ腺腫など)に良いと言われています。
       また、痰の切れをよくし、咳をやわらげる効果もあるそうです。

       里芋の消炎作用を生かした里芋湿布は、肩こり、筋炎、捻挫、打撲、内出血、中耳炎
       の腫れ、扁桃腺炎、耳下腺炎などの緩和に使用されます。


れんこん: 食物繊維が豊富ですが、見た目に似合わず(^^; ビタミンC量はレモンに等しかったり
        します。
        また、納豆、里芋同様ムチン(胃、腸壁の粘膜保護、肝臓・腎臓解毒・強化、蛋白質
        の消化吸収を高める)を含んでいます。
        切り口が褐変するのは、タンニンによるものですが、タンニンには消炎・収れん作用
        (止血、ぜん息の発作、咳、胃腸のトラブルによい)や殺菌作用(消炎作用とともに、
        湿疹やかぶれを改善する)があります。
       
        東洋医学では、万病に効くと謳われ、風邪で喉が痛む時にはれんこん+大根+ねぎ
        咳にはレンコン+しょうが など、皆さんもうご存知だと思います。
        また、タンニンの止血作用だけでなく、れんこんのでんぷんには優れた止血作用が
        あります。
        その他、心臓の働きを強化、血圧を調整、貧血の改善、胃潰瘍、浮腫、腎臓病、出血
        性の慢性疾患などにも効果があるといわれています。

        れんこんの種は「蓮肉」とよばれる生薬の一種です。


ごぼう: 銅などのミネラル、食物繊維の供給源です。

      ごぼうに含まれる食物繊維(セルロース、リグニンなど)のリグニンは、解毒作用が強く、
      胆汁酸を吸着し、発ガン物質を無毒化して排泄するので、大腸がんなどのガン細胞の
      発生を予防するといわれています。
      リグニンは切り口の数が多いほど増えるので、すりおろす、ささがきなどの調理法がよく
      その働きをさらに高めるにはメチオニンとともに摂るのがコツなのだそうです。

      ごぼうの炭水化物はでんぷんではなく主としてイヌリンで、ブドウ糖にかわりにくいため、
      血糖値の高い子でもOKだそうです。
      
      体を温め、解毒、解熱、利尿に良いといわれます。
      肝臓に良いハーブとしても有名ですね。
      ただし、マグネシウム含有量が高いため、にゃんには多く使えません。


グリンピース: 亜鉛、食物繊維の数値をあげるために使っています。
          良質のたんぱく質の他、ビタミンB群、C(加熱によって損なわれにくいCですが、
          缶詰のビタミンC量は0)、カリウム、オレイン酸やリノレン酸も多く含みます。

          すい臓の働きをよくすることから、糖尿病による口の渇きや、胃腸や吐き気にも
          効くといわれています。


パセリ: モノテルペン、フタライド、ポリアセチレンなどの抗酸化物質を高率に含んでいます。
      発癌物質の解毒を助け、また利尿活性効果もあります。
      葉緑素=クロロフィル(血中コレステロールを下げる、貧血の予防・改善、解毒作用、
      整腸作用、炎症沈静作用、抗酸化作用がある)がたっぷりはいっています。
      腎臓にはパセリって、もう定番でしょうか(^^)
      ただ、V・Kが多いんです。V・Kの最大許容量ご存知の方教えてくださいm(_ _)m


オリーブ油: オメガ9系の脂肪酸であるオレイン酸を豊富に含んでいます。(含有量70%以上)
         オレイン酸は、血中コレステロールを減らし、胃酸過多や胃潰瘍を予防・改善する。
         腸の働きをよくして、便秘を予防改善する。と言われます。
         オメガ9はLDLコレステロール(悪玉コレステロール)を減らすが、HDL(善玉コレ
         ステロール)は減らさず、また、LDLコレステロールを酸化しにくくさせるので、
         「心臓を守る脂肪」と呼ばれています。
      
         サリチル酸塩が含まれていることがわかったので、にゃんへの使用は控えてます。
         (気にするほどの量ではないのかもしれませんが、他の油で代用できますので)
        

フラックスシードオイル: =亜麻仁油です。オメガ3系のα-リノレン酸を豊富に含みます。
                (α-リノレン酸が不足すると、脳神経系の異常、アレルギー性症状の
                発症、ガン発生に対する抑制作用の低下、などが起こりやすくなる
                そうです。)

                不飽和性が強いため、酸化しやすいので、開封したら冷蔵庫で保存し、
                4〜6週間以内に使い切る。75度以上に加熱しない。
                などの注意が必要です。


フィッシュオイル: オメガー3系の多価不飽和脂肪酸の供給源です。
            特に猫には、EPA(エイコサペンタエン酸)などの長鎖脂肪酸の方が、ALA
            (アルファーリノレン酸)などの短鎖脂肪酸より良いそうです。
            EPA(エイコサペンタエン酸)は摂り過ぎると、血液が固まりにくく出血しやすく
            なるので、外傷、出血のある場合は控えましょう。
            また、酸化しやすいので、ビタミンC、E、ベータカロチンなどと一緒に摂ると
            効率的だそうです。


クエン酸カルシウム: カルシウム供給源です。カルシウムサプリメントは種類が豊富ですが、
              このレセピではクエン酸カルシウムを使っております。



  With gratitude
  for all food,
  and the sacrifices incurred
  so that others are succored.



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