ばばさま鶏肉冬ごはん
    

 鶏・もも皮付き 60g
 鶏・胸皮付き 100g
 鶏・胸皮なし 100g

 あずき(乾) 20g
 胚芽ごはん 200g
 オートミール 90g
 しろきくらげ 1g
 西洋かぼちゃ 50g
 じゃが芋 50g
 ごぼう 70g
 人参 100g
 小松菜 50g
 
大根 200g(50g/回 食前におろす)
 パセリ 10g

 フラックスシードオイル 8g
           (朝のみ小さじ1)×2回 
 オリーブ油 16g 
          (朝のみ 小さじ2)×2回    
 ごま油 16g (夜のみ 小さじ2)×2回
 クエン酸カルシウム 1000mg相当分
 その他 サプリメント


 加齢により、心臓が弱ってきた「ばば様」のごはんです。 
  体重25キロ、2日分です。
 成分値の値はすべて、乾燥重量につきの値です

 カッコ内は、AAFCO等の許容レベル、
 わかる限りの心臓血管系疾患に推奨される数値
 および、数種類の療法食(心臓血管系疾患用)の
 数値です。

 AAFCO等(老齢用)=
この色
 疾患用=
この色
  療法食=
この色

 総重量(サプリメント含) 1158.5g
 乾燥重量 382.4g

 エネルギー 1857kcal (
2296kcal
 たんぱく質 22.43%(
16.9〜26.3%
 脂質 20.5% (
10.0〜38%
 炭水化物 51.5% 
 ナトリウム 0.088%(
0.07〜0.25%
 カリウム 0.788%(
0.61〜0.88%
 マグネシウム 0.092%(
0.05〜0.13%
 カルシウム 0.50%(
0.5〜1.0%
 リン 0.31%(
0.2〜0.3%)(0.29〜0.67%
 カルシウム:リン 比  1.5:1 (1:1〜2:1





上記のレセピは、

加熱する材料→この色(赤系) 

加熱しない材料→この色(青系)
 
食事毎に加える材料→この色(緑系)
と色分けしてます。


1.あずき(+しろきくらげ)、オートミールはあらかじめ、軟らかく下茹でしておく。

2.オートミール、しろきくらげ、御飯以外の この色の材料(赤) をすべて鍋に入れ、
  火を通す。

3.2の材料と、オートミール、御飯、この色の材料(青)をまぜ、フードプロセッサー
  (バーミックス)にかける。
  (うちのわんこは、お腹があまり丈夫ではありませので、消化を助ける目的です)

4.食事毎に、1回量の肉、大根おろし、 この色の材料(緑) を加える。





鶏肉: 豊富なタンパク質、脂質、ビタミンA・B群などを含みヘルシーミートと呼ばれています。
     また、鶏肉の脂質には、他の食肉よりリノール酸、リノレン酸などの多価不飽和脂肪酸が
     多いという特徴があります。
     鶏肉のタンパク質には、得にメチオニンが多く含まれ、肝臓に脂肪がたまる脂肪肝の
     予防に効果的です。

     胸肉にはナイアシンが多く、
     もも肉は、他の部位と比べて、鉄分、カロリーが高く、
     ささみは、他の部位と比べて、高たんぱく、低カロリー、(別の言い方をすれば、他の部位
     にくらべて、リンが多く、脂肪が少ないので、タンパク質・リン%が、あがりやすい)です。
     その他、亜鉛、カリウムも他の部位より高めです。

     東洋医学では、鶏肉は体を温めて胃腸の消化吸収を高めると言われています。
     また、水分代謝を調整する作用があるので、尿が出にくい、むくみなどにも有効です。

あずき: 良質の(植物性)たんぱく質源、ビタミンB1、カリウム、繊維も多く含みます。
      ただし、マグネシウム量も高いです。
      外皮に含まれるサポニンには、むくみの改善、高血圧予防、コレステロール低下、
      強い解毒作用があります。
      (サポニンの効果を期待する場合はゆでこぼさないのがポイント)      
     
      東洋医学では、「赤小豆(しゃくしょうず)」と呼ばれ、むくみ、腫れに効き、利尿作用が
      あるので、心臓病、腎臓病、脚気などの症状の軽減に利用されています。
      (むくみ対策には、人間の場合、小豆30gを540CCの水で半量になるまで煎じ、
       1日3回にわけて飲む。)
      
オートミール:   燕麦(オーツ麦、カラス麦)を精白して砕いたものがオートミールです。 
(ロールドオート) オートミールが精白米だとすると、ロールドオートは胚芽米にあたります。
            (ヘンな例えで( ̄∇ ̄)ゞゴメリンコ〜♪)  
            たんぱく質、鉄分、カルシウム、ビタミンB1、B12、E、食物繊維などを
            多く含みますが、マグネシウムも多いんです。
            また、摂りすぎると、ガス、鼓腸、腹痛の原因になることがあります。

            東洋医学では、体を温め、甘く、脾臓、胃、心臓、「気」一般に良いと
            いわれています。

胚芽ごはん: たんぱく質を下げる、カロリー供給源 として使っています。穀類の中では、
         ごはんは、一番消化吸収率が良く、猫でもほぼ100%利用できるそうです。
         ただし、多ければ、脂肪として蓄積されるので、肥満の原因となります。
         穀類の中でも、マグネシウム量が少ないので、使いやすい食材です。
         
         東洋医学的には米は「体を温め、脾臓、胃、大腸、心臓に良い食べ物」
         と言われているそうです。

白きくらげ: ビタミンD、繊維、カリウムの供給源として使用しています。

         きくらげの第一の効用は血液浄化作用で、動脈硬化、高血圧、心臓疾患、婦人科
         疾患に効力を発揮します。
     
         白きくらげは、肺を潤し咳を止める作用があり、治りにくい空咳や、痰に糸状の血が
         混じるもの、老人性喘息に効果的です。
         また、血管を強くする働きもあり、出血予防に有効です。

         黒きくらげ(アラゲきくらげ)は、ミネラル分に富み、老化防止に有効で、コレステロ
         ール除去、利尿効果などもあります。

         白きくらげのビタミンD含有量はハンパじゃありません。くれぐれも与え過ぎに
         気をつけてください。

かぼちゃ: アルファカロチン、ベータカロチン、食物繊維、ビタミンC、E、が多く、
       またビタミンB12(神経障害に効くビタミン、悪性貧血を予防し、貧血による胃腸障害
       やイライラを改善)が、野菜には珍しく含まれています。ただし糖分が多いです。
       
       またビタミンC(アスコルビン酸=還元型ビタミンC)を酸化させて、酸化型ビタミンC
       (デヒドロアスコルビン酸)にしてしまう酵素「アスコルビナーゼ」の活性が強いので、
       加熱して使います。

        東洋医学では「消化管にうるおいを与え、コロコロ乾燥したうんち(便秘)によい」
        と言われています。
       
        民間療法では、種子だけでなく、実を生のままスライスしたものを少し食べて、
        軽い下痢をおこさせ、回虫を追い出す。という駆虫方法もあるそうです。



 「還元型」ビタミンC
   → 体内に溜まって酸化-還元というサイクルを繰り返す。

 「酸化型」ビタミンC
   → 不安定で、外へ排出される。部分的には可逆的に変換し
     (酸化型ビタミンCから通常のビタミンCへ再還元するということ)
     ビタミンCとして作用をもつ。と言われるが、多細胞の個体レベル
     で言えば、常に成り立つという保証はない。

 アスコルビナーゼは、熱(50度以上)と 酸 に弱い。



じゃがいも: カリウム摂取量をあげるために、使用しています。加熱による損失の少ないビタミン
         Cも豊富で、プロテアーゼ阻害物質(抗癌に働く)も含みます。
         ただし、芋類ですから炭水化物(糖質)量は高いです。
         男爵のでんぷん質は16%以上、メークィンで16%以下なので、我が家では
         メークィンを使用しています。
        
         東洋医学では体を温める。また、生のジャガイモのしぼり汁は胃・十二指腸潰瘍、
         慢性便秘に良いといわれています。
         (人間用量:空腹時に小さじ1〜2/回 2回/日)
        
         じゃがいもの芽や皮の緑色の部分には、ソラニンという毒素が含まれており多食
         すると腹痛、めまい、眠気などの中毒症状を起こし、小児死亡例もあります。
         芽は完全に取り除く、皮は厚くむく、未成熟なジャガイモは選ばないなどの、
         注意を怠らないようにしましょう。

ごぼう: 銅などのミネラル、食物繊維の供給源です。

      ごぼうに含まれる食物繊維(セルロース、リグニンなど)のリグニンは、解毒作用が強く、
      胆汁酸を吸着し、発ガン物質を無毒化して排泄するので、大腸がんなどのガン細胞の
      発生を予防するといわれています。
      リグニンは切り口の数が多いほど増えるので、調理法としては、すりおろしたり、
      ささがきにするとよく、その働きをさらに高めるにはメチオニンとともに摂るのがコツ
      なのだそうです。

      ごぼうの炭水化物はでんぷんではなく主としてイヌリンで、ブドウ糖にかわりにくいため、
      血糖値の高い子でもOKだそうです。
      
      体を温め、解毒、解熱、利尿に良いといわれます。肝臓に良いハーブとしても有名
      ですね。ただし、マグネシウム含有量が高いため、多くは使えません。

人参: ベータカロチンの宝庫です。人参には組織の粘膜(上皮細胞)を丈夫にし、目、口、気管、
     肺を守る。腎機能を高める。生殖機能の向上。腸の運動を促進する。などの薬効が
     あります。
     食物繊維、カリウムが多くマグネシウムが少ないので、使いやすい食材です。
     ただし、かぼちゃ同様、アスコルビナーゼを含んでいます。
     
     東洋医学では「やわらかく煮た人参は、胃腸を温めるのに最適」と言われるそうです。

小松菜: アブラナ科の植物で、カルシウム、ベータカロチン、ビタミンCが豊富です。
       ただし、亜硝酸塩を含むので、第2級アミンを含む食品(スモークソーセージ、
       オイルサーディン、たらこなど)との組み合わせは発ガン物質(ジメチルニトロソアミン)
       を生成するので避けましょう。
       (亜硝酸塩は一般に野菜などに多く、人間の唾液中にも微量ながら含まれているそう
       です。
       小松菜だけが極悪非道・人類の敵なワケではありません。)

       東洋医学では、体を温め、
        ・糖質の吸収をコントロールして代謝の調節を行うので、糖尿病の補助治療に。
       ・血液のめぐりを良くするので、歯槽膿漏、肩こり、尿の出が悪く、むくみがある時に。
        ・ホルモンのバランスを調整し、生理不順、生理痛、乳腺炎の改善をはかる。
        ・呼吸を楽にして痰を取り除く。
       などに役立つ上、喘息、皮膚炎などアレルギー体質の人でも安心して食べることが
       できるといわれています。

大根: アブラナ科の1年草、消化作用に優れているので、「自然の消化剤」と呼ばれています。

     大根に含まれる消化酵素はジアスターゼ、アミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼ、
     セテラーゼ(たんぱく質を分解)、オキシターゼ(発がん性(変異原生)物質を分解、解毒)
     などで、胃腸内で働いて、胃壁の粘膜を保護、潰瘍を予防、修復に役立ちます。

     さらに、大根にはビタミンCや、セルロース、ペクチン(下痢、便秘を防ぐ整腸作用がある)
     などの食物繊維のほかに、リグニンも多く含まれます。
     (リグニンについては上記 ごぼう参照)
    
     酵素はたんぱく質なので、加熱すると固まって効果がなくなってしまいます。
     また、ビタミンCも熱には弱いので、食べる直前に生のまますりおろすのがベストです。
     (時間の経過とともに、ビタミンCは30分の放置で20%損失し、ジアスターゼも消えて
     しまうそうです。)

      うちのわんこも大根おろし入りごはん後は、よりよいうんちゃんしてくれます(^^)v
        
     東洋医学では、健胃、消化促進、咳止め、喀痰、利尿作用などの薬効の他、
     糖尿で、口渇があるときに、おろし汁を飲む方法もよく利用されているそうです。
     ただし、生で食べると、体を冷やすので、胃が冷えやすい人は、生で食べるのは控える、
     逆に、胃に熱を持ち、口内炎を起こしている場合には、おろすなどして生で食べるほうが
     良いといわれているそうです。
    
     その他、喉が痛く咳・痰が出るときには、大根おろしをコップ1/4に、小指の頭サイズの
     おろししょうがを加え、熱湯を注いで温かいうちに飲む。
     同じく咳止め、痰きり、口内炎には薄く切った大根を水あめに一日つけておいたものを。
     など数多い民間療法があります。


代表的な消化酵素

 ジアスターゼ: デンプン消化酵素
 (アミラーゼ)  消化を助け胃腸を守る。
           大根、かぶ、山芋などに含まれる。
 
 プロテアーゼ: タンパク質の消化を助け、胃腸の負担を軽くする。
          バナナ、チーズに多く含まれる。

 リパーゼ: 脂肪分解酵素
        体内にたまった中性脂肪を分解する働きがある。
        血液中に存在している。

 ラクターゼ: 乳糖分解酵素

 セルラーゼ: 繊維質を分解

 オキシダーゼ: タンパク質や脂肪の消化を助ける。
           発ガン物質を分解、胃壁を保護する働きもある。
           大根に豊富に含まれる。

 ジンジベイン: タンパク質分解酵素
          肉や魚の消化吸収を助け、消化不良、胃のもたれを
          防ぐ。その分解能力は強力で、1gで約9kgの肉を
          柔らかくできると言われている。
          しょうがに豊富に含まれる。

 パパイン: タンパク質分解酵素
        肉や魚の消化を助けるだけでなく、強力に炎症をしずめる
        作用もある。パパイアに含まれる。

 スクラーゼ、マルターゼ: 二糖類水解酵素
                  
 酵素は熱に弱く、華氏118度(およそ47℃)以上の熱で破壊されてしま
 うそうです。

      
パセリ: モノテルペン、フタライド、ポリアセチレンなどの抗酸化物質を高率に含んでいます。
      発癌物質の解毒を助け、また利尿活性効果もあります。
      葉緑素=クロロフィル(血中コレステロールを下げる、貧血の予防・改善、解毒作用、
      整腸作用、炎症沈静作用、抗酸化作用がある)がたっぷりはいっています。
      腎臓にはパセリって、もう定番でしょうか(^^)
      ただ、V・Kが多いんです。V・Kの最大許容量ご存知の方教えてくださいm(_ _)m
     

ごま油: カロリー補給に使用しています。脂肪酸組成は、リノール酸45%、オレイン酸39%など
      不飽和脂肪酸(LDLコレステロールを減少させ、高血圧や心臓病を防ぐ)が中心となり
      ます。
      セサミノールという、ごま独特の抗酸化物質が豊富です。
      油ですから、当然摂り過ぎると、肥満につながります。


純正と太白のちがいは?

 純正 → 色の濃いごま油で、ゴマを香ばしく炒ってから圧搾したもの。
       搾った後には加熱されていない。

 太白 → 透明なごま油で、ゴマを生のまま搾ってから精製したもの。
       ごま油特有の香りがあまりしない。


   が、しかし、我が家のごま油には、純正太白ごま油と
     書いてあります。ど〜いうことだろ(_ _;))))))))


オリーブ油: オメガ9系の脂肪酸であるオレイン酸を豊富に含んでいます。(含有量70%以上)
         オレイン酸は、血中コレステロールを減らし、胃酸過多や胃潰瘍を予防・改善する。
         腸の働きをよくして、便秘を予防改善する。と言われます。
         オメガ9はLDLコレステロール(悪玉コレステロール)を減らすが、HDL(善玉コレス
         テロール)は減らさず、また、LDLコレステロールが酸化しにくくさせるので、
         「心臓を守る脂肪」と呼ばれています。
      
         サリチル酸塩
が含まれていることがわかったので、にゃんへの使用は控えて
         います。
         (気にするほどの量ではないのかもしれませんが、他の油で代用できますので)
        

フラックスシードオイル: =亜麻仁油です。オメガ3系の
α-リノレン酸を豊富に含みます。
                (α-リノレン酸が不足すると、脳神経系の異常、アレルギー性症状の
                発症、ガン発生に対する抑制作用の低下、などが起こりやすくなる
                そうです。)

                不飽和性が強いため、酸化しやすいので、開封したら冷蔵庫で保存し、
                4〜6週間以内に使い切る。75度以上に加熱しない。
                などの注意が必要です。

クエン酸カルシウム: カルシウム供給源です。カルシウムサプリメントは種類が豊富ですが、
              このレセピではクエン酸カルシウムを使っています。




  With gratitude
  for all food,
  and the sacrifices incurred
  so that others are succored.



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