冬用 鶏ごはん

 鶏 もも皮つき 500g
 鶏 ささみ 300g

 鶏 レバー 60g
 骨ごとミンチレトルトパック 300g
 押し麦(七分 乾) 250g
 かぼちゃ 100g
 じゃが芋 100g
 ごほう 40g
 人参 160g
 大根 200g
 セロリー 100g
 小松菜 50g
 しろきくらげ 1g

 たまり醤油 11g 小さじ2
 フィッシュオイル 6g(=6粒 1粒/回)  
 フラックスシードオイル 12g
               (小さじ1/2 /回) 
 ごま油 24g(小さじ1/回) 
 
クエン酸カルシウム 210mg相当分
 
他サプリメント
 下記数値の%はすべて
           乾燥重量につきの値です


 カッコ内は、AAFCO等の許容レベル
 わかる限りの
 腎臓疾患(CRF)に推奨される数値
 
療法食(腎臓疾患用)の数値です。

 AAFCO等=
この色
 疾患用=
この色
 療法食=
この色

 カロリー 3855.5kcal (
4104kcal)
 総重量(サプリメント含む)2277.7g
 乾燥重量 778.7g

 たんぱく質 32.8%(
30%以下
              (
26.4〜35.4%) 
  (上記たんぱく質中)
    動物性たんぱく質 27%
 脂質 25.2% (
10〜30%)
 炭水化物 32.6% (
12.9〜53%
 ナトリウム 0.209%(
0.20〜0.35%
            (
0.16〜0.46%
 カリウム 0.723%(
0.6〜1.0%
             (
0.69〜1.05%
 マグネシウム 0.0635%(
0.04〜0.1%
 カルシウム 0.516%(
0.5〜1.0%
 リン 0.420%(
0.4〜0.6%
           (
0.34〜0.95%
 食物繊維 5.6%(
3〜8%
 n6/n3 2.710
 カルシウム:リン 比 1.2:1
              (
0.9:1〜1.5:1)

 腎臓療法食を参考にした
 たんぱく質を抑えたメニューです。
 材料は
6頭×3日分です。







 上記のレセピは、
 加熱する材料→この色(赤系)
 加熱後に加える材料→この色(青系)

 食事毎に加える材料→この色(緑系)

 と色分けしてます。


 1.押し麦と白きくらげを炊く
 2.肉(もも、ささみ、骨ごとミンチ)をフードプロセッサーでまぜ、1回分ごとに分けておく。
 3.野菜、レバーに火を通す。
 4.1、3、たまり醤油、クエン酸カルシウムをフードプロセッサーでまぜまぜする。

   2日分は冷蔵庫で保存し、もう2食(1日)分は、1食分づつ冷凍保存しておく。
 5.食事毎に火にかけて温め、火を止めて上記以外のサプリメントと
この色のもの
   2で分けた肉1回分を加える。




 鶏肉: 豊富なタンパク質、脂質、ビタミンA・B群などを含みヘルシーミートと呼ばれています。
      また、鶏肉の脂質には、他の食肉よりリノール酸、リノレン酸などの多価不飽和脂肪酸
      が多いという特徴があります。
      鶏肉のタンパク質には、得にメチオニンが多く含まれ、肝臓に脂肪がたまる脂肪肝の
       予防に効果的です。

       胸肉にはナイアシンが多く、
      もも肉は、他の部位と比べて、鉄分、カロリーが高く、
      ささみは、他の部位と比べて、高たんぱく、低カロリー、(別の言い方をすれば、
      他の部位にくらべて、リンが多く、脂肪が少ないので、タンパク質%・リン%があがり
      やすい)です。その他、亜鉛、カリウムも他の部位より高めです。

       東洋医学では、鶏肉は体を温めて胃腸の消化吸収を高めると言われています。
       また、水分代謝を調整する作用があるので、尿が出にくい、むくみなどにも有効です。


鶏レバー: にゃんは「ベータカロチンをビタミンAに変えることができない。」と言われます故、
        これが、ビタミンAのメイン供給源となります。レバーは「化学汚染物質の集いの
        場所」ですから、これだけは、オーガニックのものにこだわってます。


骨ごとミンチレトルトパック: オーガニックチキンのガラをミンチにしたものです。
                  我が家のにゃんは骨を食べないので、これをカルシウムの供給源
                  のひとつにしています。 ぽちさん商品です。


押し麦: 東洋医学では「大麦は腎臓と胃を丈夫にする。肝臓のバランスをよくする。」
      また、「体(胃)の熱をさまし、水分を補給する→心臓と腎臓を活気づける。」
      といわれています。
      中東では長く「心臓の薬」と呼ばれているそうです。
      穀類の中では、マグネシウム量が少なく、繊維が多めなので使いやすい食材です。


かぼちゃ: アルファカロチン、ベータカロチン、食物繊維、ビタミンC、E、が多く、またビタミン
       B12(神経障害に効くビタミン、悪性貧血を予防し、貧血による胃腸障害やイライラを
       改善)が、野菜には珍しく含まれています。ただし糖分が多いです。
       
       またビタミンC(アスコルビン酸=還元型ビタミンC)を酸化させて酸化型ビタミンC
       (デヒドロアスコルビン酸)にしてしまう酵素「アスコルビナーゼ」の活性が強いので、
       加熱して使います。

       東洋医学では「消化管にうるおいを与え、コロコロ乾燥したうんち(便秘)によい」
       と言われています。
       
       民間療法では、種子だけでなく、実を生のままスライスしたものを少し食べて、
       軽い下痢をおこさせ、回虫を追い出す。という駆虫方法もあるそうです。


 「還元型」ビタミンC: 体内に溜まって酸化-還元というサイクルを
               繰り返す。

 「酸化型」ビタミンC: 
       不安定で、外へ排出される。部分的には可逆的に変換し
       (酸化型ビタミンCから通常のビタミンCへ再還元するという
       こと)ビタミンCとして作用をもつ。と言われるが、多細胞の
       個体レベルで言えば、常に成り立つという保証はない。

 アスコルビナーゼは、熱(50度以上)と酸に弱い。




じゃがいも: カリウム摂取量をあげるために、使用しています。加熱による損失の少ない
         ビタミンCも豊富です。プロテアーゼ阻害物質(抗癌に働く)も含みます。
         ただし、芋類ですから炭水化物(糖質)量は高いです。
        
        男爵のでんぷん質は16%以上、メークィンで16%以下なので、我が家では
        メークィンを使用しています。
        
        東洋医学では体を温める。また、生のジャガイモのしぼり汁は胃・十二指腸潰瘍、
        慢性便秘に良いといわれています。(人間量:空腹時に小さじ1〜2/回 2回/日)
        
        じゃがいもの芽や皮の緑色の部分にはソラニンという毒素が含まれており多食する
        と腹痛、めまい、眠気などの中毒症状を起こし、小児死亡例もあります。
        芽は完全に取り除く、皮は厚くむく、未成熟なジャガイモは選ばないなどの、注意を
        怠らないようにしましょう。


ごぼう: 銅などのミネラル、食物繊維の供給源です。

      ごぼうに含まれる食物繊維(セルロース、リグニンなど)のリグニンは、解毒作用が強く
      胆汁酸を吸着し、発ガン物質を無毒化して排泄するので、大腸がんなどのガン細胞の
      発生を予防するといわれています。
      リグニンは切り口の数が多いほど増えるので、すりおろす、ささがきなどの調理法が
      よく、その働きをさらに高めるにはメチオニンとともに摂るのがコツなのだそうです。

      ごぼうの炭水化物はでんぷんではなく主としてイヌリンで、ブドウ糖にかわりにくいため
      血糖値の高い子でもOKだそうです。
      
      体を温め、解毒、解熱、利尿に良いといわれます。
      肝臓に良いハーブとしても有名ですね。
      ただし、マグネシウム含有量が高いため、多くは使えません。


人参: ベータカロチンの宝庫です。人参には組織の粘膜(上皮細胞)を丈夫にし、目、口、気管
     肺を守る。腎機能を高める。生殖機能の向上。腸の運動を促進する。
     などの薬効があります。
     食物繊維、カリウムが多くマグネシウムが少ないので、使いやすい食材です。
     ただし、かぼちゃ同様、アスコルビナーゼを含んでいます。
     
     東洋医学では「やわらかく煮た人参は、胃腸を温めるのに最適」と言われるそうです。


大根: アブラナ科の1年草、消化作用に優れているので、「自然の消化剤」と呼ばれています。

     大根に含まれる消化酵素はジアスターゼ、アミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼ、
     セテラーゼ(たんぱく質を分解)、オキシターゼ(発がん性(変異原生)物質を分解、解毒)
     などで、胃腸内で働いて、胃壁の粘膜を保護、潰瘍を予防、修復に役立ちます。

     さらに、大根にはビタミンCや、セルロース、ペクチン(下痢、便秘を防ぐ整腸作用がある)
     などの食物繊維のほかに、リグニンも多く含まれます。
    (リグニンについては上記 ごぼう 参照)
    
     酵素はたんぱく質なので、加熱すると固まって効果がなくなってしまいます。
     また、ビタミンCも熱には弱いので、食べる直前に生のまますりおろすのがベストです。
     (時間の経過とともに、ビタミンCは30分の放置で20%損失し、ジアスターゼも消えて
     しまうそうです。)


      うちのわんこも大根おろし入りごはんでは、よりよいうんちゃんしてくれます(^^)v
        が、しかし、我が家のにゃんは大根おろしがお気に召さないとおっさいます。
        しかたないので、にゃんレセピでは火を通してます。。。(_ _;))))))))

    
     東洋医学では、健胃、消化促進、咳止め、喀痰、利尿作用などの薬効の他、糖尿で、
     口渇があるときに、おろし汁を飲む方法もよく利用されているそうです。
     ただし、生で食べると、体を冷やすので、胃が冷えやすい人は、生で食べるのは控え、
     逆に、胃に熱を持ち、口内炎を起こしている場合には、おろすなどして生で食べるほうが
     良いといわれているそうです。
    
     その他、喉が痛く咳・痰が出るときには、大根おろしをコップ1/4に、小指の頭サイズの
     おろししょうがを加え、熱湯を注いで温かいうちに飲む。
     同じく咳止め、痰きり、口内炎には薄く切った大根を水あめに一日つけておいたものを。
     など数多い民間療法があります。


代表的な消化酵素

 
 ジアスターゼ: デンプン消化酵素
 (アミラーゼ)  消化を助け胃腸を守る。
           大根、かぶ、山芋などに含まれる。
 
 プロテアーゼ: タンパク質の消化を助け、胃腸の負担を軽くする。
          バナナ、チーズに多く含まれる。

 リパーゼ: 脂肪分解酵素
        体内にたまった中性脂肪を分解する働きがある。
        血液中に存在している。

 ラクターゼ: 乳糖分解酵素

 セルラーゼ: 繊維質を分解

 オキシダーゼ: タンパク質や脂肪の消化を助ける。
           発ガン物質を分解、胃壁を保護する働きもある。
           大根に豊富に含まれる。

 ジンジベイン: タンパク質分解酵素
           肉や魚の消化吸収を助け、消化不良、胃のもたれを
           防ぐ。その分解能力は強力で、1gで約9kgの肉を
           柔らかくできると言われている。
           しょうがに豊富に含まれる。

 パパイン: タンパク質分解酵素
        肉や魚の消化を助けるだけでなく、強力に炎症をしずめる
        作用もある。パパイアに含まれる。

 スクラーゼ、マルターゼ: 二糖類水解酵素
                  
 酵素は熱に弱く、華氏118度(およそ47℃)以上の熱で
 破壊されてしまうそうです。



セロリー: ベータカロチン、ビタミンC、ミネラル類をまんべんなく豊富に含み、(でも、マグネシ
       ウムは少なめ(^^)v)食物繊維、カリウムも多いので、使いやすい食材です。
       カリウムは水溶性の成分で、煮ると30%損失すると言われます。生のままか、
       煮汁ごと与えるようにしましょう。

       生のセロリをすりおろしたものは、肝臓の浄化に役立ちます。
      
       独特の香りはセダノリッド、センネリン、アイピンという成分によるもので、食欲増進、
       イライラ解消、頭痛に効果があります。
      
       「抗血小板凝結集作用(血管の中で、血液を固まりにくくし、血栓ができるのを防ぐ
       働き)がもっとも強い食材のひとつ」と言われ心筋梗塞や脳血栓などの予防に
       役立ちます。

       生理不順、更年期障害の改善、便秘予防、肝臓の強化などにも有効な食材です。

       東洋医学では、「薬芥」とも呼ばれ、肝臓の熱を冷ます、体内の余分な熱を冷ます、
       余分な水分を追い出す(利尿作用)、肝の異常亢進を抑える、めまいなど体内の
       動揺性の症状を取り除く、血を動かすなどの作用があり、血圧を下げる、鎮静、鎮痙、
       健胃、利尿、浄血に効くと言われています。
       
       が 血の道症(簡単に言うと女性特有の病態)の人の多食は禁じられています。
      

小松菜: アブラナ科の植物で、カルシウム、ベータカロチン、ビタミンCが豊富です。
       ただし、亜硝酸塩を含むので、第2級アミンを含む食品(スモークソーセージ、
       オイルサーディン、たらこ等)との組み合わせは発ガン物質(ジメチルニトロソアミン)
       を生成するので避けましょう。
       (亜硝酸塩は一般に野菜などに多く、人間の唾液中にも微量ながら含まれている
       そうです。小松菜だけが極悪非道・人類の敵なワケではありません。)

       東洋医学では、体を温め、
       ・糖質の吸収をコントロールして代謝の調節を行うので、糖尿病の補助治療に。
       ・血液のめぐりを良くするので、歯槽膿漏、肩こり、尿の出が悪く、むくみが ある時に。
       ・ホルモンのバランスを調整し、生理不順、生理痛、乳腺炎の改善をはかる。
       ・呼吸を楽にして痰を取り除く。
       などに役立つ上、喘息、皮膚炎などアレルギー体質の人でも安心して食べることが
       できるといわれています。


白きくらげ: ビタミンD、繊維、カリウムの供給源として使用しています。

         きくらげの第一の効用は血液浄化作用で、動脈硬化、高血圧、心臓疾患、婦人科
        疾患に効力を発揮します。
     
         白きくらげは、肺を潤し咳を止める作用があり、治りにくい空咳や、痰に糸状の血が
        混じるもの、老人性喘息に効果的です。
        また、血管を強くする働きもあり、出血予防に有効です。

        黒きくらげ(アラゲきくらげ)は、ミネラル分に富み、老化防止に有効で、コレステロ
        ール除去、利尿効果などもあります。

         白きくらげの
ビタミンD含有量はハンパじゃありません。くれぐれも与え過ぎに気を
        つけてください。


たまり醤油: ナトリウム量調節用です。

         醤油は塩に比べ吸収しやすく、魚や肉の毒をやわらげ、防腐効果があると
         いわれています。

         醤油の旨み成分はグルタミン酸を主体としたアミノ酸で、アミノ酸には病原菌に
         対する強い殺菌効果があるそうです。
         また、醤油には強心剤として働き、血行をよくするなどの効果もあります。

         たまり醤油は、大豆のみを使って(通常の醤油は、大豆と小麦半々で作られる
         ものが多い)、天然醸造などで1〜2年かけゆっくりと醸成させた醤油のことです。
     

フィッシュオイル: オメガー3系の多価不飽和脂肪酸の供給源です。
            特に猫には、EPA(エイコサペンタエン酸)などの長鎖脂肪酸の方が、ALA
            (アルファ- リノレン酸)などの短鎖脂肪酸より良いそうです。
            EPA(エイコサペンタエン酸)は摂り過ぎると、血液が固まりにくく出血しやすく
            なるので、外傷、出血のある場合は控えましょう。
            また、酸化しやすいので、ビタミンC、E、ベータカロチンなどと一緒に摂ると
            効率的だそうです。


ごま油: カロリー補給に使用しています。脂肪酸組成は、リノール酸45%、オレイン酸39%
      など、不飽和脂肪酸(LDLコレステロールを減少させ、高血圧や心臓病を防ぐ)が
      中心となります。
      セサミノールという、ごま独特の抗酸化物質が豊富です。
      油ですから、当然摂り過ぎると、肥満につながります。


純正と太白のちがいは?

 
 純正→色の濃いごま油で、ゴマを香ばしく炒ってから圧搾したもの。
      搾った後には加熱されていない。
 太白→透明なごま油で、ゴマを生のまま搾ってから精製したもの。
      ごま油特有の香りがあまりしない。


   が、しかし、我が家のごま油には、純正太白ごま油と
     書いてあります・・・ど〜いうことだろ(_ _;))))))))




フラックスシードオイル: =亜麻仁油です。オメガ3系のα-リノレン酸を豊富に含みます。
               (α-リノレン酸が不足すると、脳神経系の異常、アレルギー性症状の
               発症、ガン発生に対する抑制作用の低下、などが起こりやすくなる
               そうです。)

               不飽和性が強いため、酸化しやすいので、開封したら冷蔵庫で
               保存し、4〜6週間以内に使い切る。75度以上に加熱しない。
               などの注意が必要です。
     

  うちのにゃんず、以前はフラックスシードオイル入りごはんはお口に合わないと
    おっしゃってましたので、かわりにしそ油を使ってましたが、ある日突然、大丈夫に
    なりました。



クエン酸カルシウム: カルシウム供給源です。カルシウムサプリメントは種類が豊富ですが、
              このレセピではクエン酸カルシウムを使っています。


    。・:*:・゜'☆下のにゃんをクリックすると、猫の栄養のメニューページへ行きます☆,。・:*:・゜'



 With gratitude
 for all food,
 and the sacrifices incurred
 so that others are succored.


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