春野菜鶏肉ごはん

 鶏 もも皮つき 500g
 鶏 胸皮なし 80g

 鶏 レバー 60g
 骨ごとミンチレトルトパック 180g
 
かつお・なまり節 198g(33g/回)
 押し麦(七分 乾) 250g
 胚芽ごはん(炊いたもの) 150g
 ごほう 40g
 アスパラガス 200g
 人参 150g
 グリンピース 40g
 セロリー 100g

 パセリ 5g
 減塩ソルト 3.5g 
 フィッシュオイル 6g(=6粒 1粒/回)  
 フラックスシードオイル 12g
              (小さじ1/2 /回)
 ごま油 44g
       (小さじ1×1回、小さじ2×5回)
 
クエン酸カルシウム 1260mg相当分
 
他サプリメント

下記数値の%はすべて
           乾燥重量につきの値です


 カッコ内は、AAFCO等の許容レベル
 わかる限りの
 腎臓疾患(CRF)に推奨される数値
 
療法食(腎臓疾患用)の数値です。

 AAFCO等=
この色
 疾患用=
この色
 療法食=
この色

 カロリー 3909.4kcal (
4104kcal)
 総重量(サプリメント含む)2085.89g
 乾燥重量 816.1g

 たんぱく質 32.22%(
30%以下
              (
26.4〜35.4%) 
  (上記たんぱく質中)
    動物性たんぱく質 26.51%
 脂質 24.2% (
10〜30%)
 炭水化物 33.7% (
12.9〜53%
 ナトリウム 0.2%(
0.20〜0.35%
            (
0.16〜0.46%
 カリウム 0.734%(
0.6〜1.0%
             (
0.69〜1.05%
 マグネシウム 0.0595%(
0.04〜0.1%
 カルシウム 0.507%(
0.5〜1.0%
 リン 0.431%(
0.4〜0.6%
           (
0.34〜0.95%
 食物繊維 5.6%(
3〜8%
 n6/n3 3.142
 カルシウム:リン 比 1.17:1
              (
0.9:1〜1.5:1)
 腎臓療法食を参考にした
 たんぱく質を抑えたメニューです。
 材料は
6頭×3日分です。







 上記のレセピは、
 加熱する材料→この色(赤系)
 加熱後に加える材料→この色(青系)

 食事毎に加える材料→この色(緑系)

 と色分けしてます。


 1.押し麦を減塩ソルトを入れて炊く
 2.肉(もも、胸、骨ごとミンチ)をフードプロセッサーでまぜ、1回分ごとに分けておく。
 3.野菜、レバーに火を通す。
 4.1、3、クエン酸カルシウムをフードプロセッサーでまぜまぜする。

   2日分は冷蔵庫で保存し、もう2食(1日)分は、1食分づつ冷凍保存しておく。
 5.食事毎に火にかけて温め、火を止めて上記以外のサプリメントと
この色のもの
   2で分けた肉1回分を加える。




 鶏肉: 豊富なタンパク質、脂質、ビタミンA・B群などを含みヘルシーミートと
       呼ばれています。また、鶏肉の脂質には、他の食肉よりリノール酸、リノレン酸
       などの多価不飽和脂肪酸が多いという特徴があります。
       また、鶏肉のタンパク質には、得にメチオニンが多く含まれ、肝臓に脂肪がたまる
       脂肪肝の予防に効果的です。

       胸肉にはナイアシンが多く、
       もも肉は、他の部位と比べて、鉄分、カロリーが高く、
       ささみは、他の部位と比べて、高たんぱく、低カロリー、(別の言い方をすれば、
       他の部位にくらべて、リンが多く、脂肪が少ないので、タンパク質%・リン%が、
       あがりやすい)です。その他、亜鉛、カリウムも他の部位より高めです。

       東洋医学では、鶏肉は体を温めて胃腸の消化吸収を高めると言われています。
       また、水分代謝を調整する作用があるので、尿が出にくい、むくみなどにも有効です。

鶏レバー: にゃんは「ベータカロチンをビタミンAに変えることができない。」と言われます故、
        これが、ビタミンAのメイン供給源となります。レバーは「化学汚染物質の集いの
        場所」ですから、これだけは、オーガニックのものにこだわってます。

骨ごとミンチレトルトパック: オーガニックチキンのガラをミンチにしたものです。
                  我が家のにゃんは骨を食べないので、これをカルシウムの供給源
                  のひとつにしています。 ぽちさん商品です。

かつお・なまり節: 魚のワリにはマグネシウムが少なく、鉄分、ビタミンDの供給源にしてます。
            が、それよりなにより、食いつきがよくなるので大助かりです。
            食事毎のトッピングが一番効果的みたです。
            とんぼ節(見た目は非常に似てますが、こちらは まぐろ です)と
            間違わないようにネ。

            かつお(通常のかつおのお話です)は、タンパク質、ビタミンB12(悪性貧血
            の予防)、ナイアシン(血行をよくする)、鉄(貧血予防)、タウリン(血圧、コレ
            ステロールを下げる)を豊富に含んでいます。
            その他、ビタミンD(カルシウムの吸収を促進)、DHA(ドコサヘキサエン酸)
            EPA(エイコサペンタエン酸)、も含まれています。
            (特に 血合い には、ビタミンA、B1、B2、B12、D、鉄分がたっぷりです。)

            その他、アンセリン(オリゴペプタイドのひとつ)を含んでいて、抗炎症作用、
            免疫調節作用も期待できそうです。

            鮮度が下がるとヒスチジンによって中毒を起こしやすくなりますので、
            気をつけましょう。
            また、プリン体窒素含有量も多いので、尿酸系の結石がある場合には、
            摂り過ぎる事のないようにしましょう。

            東洋医学では、気血を補い、健胃、充精、などに効果的とされ、気力がない
            胃腸が弱っている、貧血気味、精力が減退している時などに良いと
            言われています。ただし、湿疹のできやすい人は生の多食は×だそうです。

押し麦: 東洋医学では「大麦は腎臓と胃を丈夫にする。肝臓のバランスをよくする。」
      また、「体(胃)の熱をさまし、水分を補給する→心臓と腎臓を活気づける。」
      といわれています。
      中東では長く「心臓の薬」と呼ばれているそうです。
      穀類の中では、マグネシウム量が少なく、繊維が多めなので使いやすい食材です。

胚芽ごはん: たんぱく質を下げる、カロリー供給源 として使っています。穀類の中では、
         ごはんは、一番消化吸収率が良く、猫でもほぼ100%利用できるそうです。
         ただし、多ければ、脂肪として蓄積されるので、肥満の原因となります。
         穀類の中でも、マグネシウム量が少ないので、使いやすい食材です。
         
         東洋医学では米は「体を温め、脾臓、胃、大腸、心臓に良い食べ物」
         と言われているそうです。

人参: ベータカロチンの宝庫です。人参には組織の粘膜(上皮細胞)を丈夫にし、目、口、気管
     肺を守る。腎機能を高める。生殖機能の向上。腸の運動を促進する。
     などの薬効があります。
     食物繊維、カリウムが多くマグネシウムが少ないので、使いやすい食材です。
     ただし、ビタミンC(アスコルビン酸=還元型ビタミンC)を酸化させて酸化型ビタミンC
     (デヒドロアスコルビン酸)にしてしまう酵素「アスコルビナーゼ」を含んでいます。
     
     東洋医学では「やわらかく煮た人参は、胃腸を温めるのに最適」と言われるそうです。


 「還元型」ビタミンC: 体内に溜まって酸化-還元というサイクルを
               繰り返す。

 「酸化型」ビタミンC:
  不安定で、外へ排出される。部分的には可逆的に変換し
  (酸化型ビタミンCから通常のビタミンCへ再還元するということ)
  ビタミンCとして作用をもつ。と言われるが、多細胞の個体レベルで
  言えば、常に成り立つという保証はない。

  アスコルビナーゼは、熱(50度以上)と酸に弱い。



ごぼう: 銅などのミネラル、食物繊維の供給源です。

      ごぼうに含まれる食物繊維(セルロース、リグニンなど)のリグニンは、解毒作用が強く
      胆汁酸を吸着し、発ガン物質を無毒化して排泄するので、大腸がんなどのガン細胞の
      発生を予防するといわれています。
      リグニンは切り口の数が多いほど増えるので、すりおろし、ささがきなどの調理法が
      よくは、その働きをさらに高めるにはメチオニンとともに摂るのがコツなのだそうです。

      ごぼうの炭水化物はでんぷんではなく主としてイヌリンで、ブドウ糖にかわりにくいため
      血糖値の高い子でもOKだといわれています。
      
      体を温め、解毒、解熱、利尿に良いといわれます。
      肝臓に良いハーブとしても有名ですね。
      ただし、マグネシウム含有量が高いため、多くは使えません。

セロリー: ベータカロチン、ビタミンC、ミネラル類をまんべんなく豊富に含み、(でも、マグネシウ
       ムは少なめ(^^)v)食物繊維、カリウムも多いので、使いやすい食材です。
       カリウムは水溶性の成分で、煮ると30%損失すると言われます。
       生のままか、煮汁ごと与えるようにしましょう。

       生のセロリをすりおろしたものは、肝臓の浄化に役立ちます。
      
       独特の香りはセダノリッド、センネリン、アイピンという成分によるもので、
       食欲増進、イライラ解消、頭痛に効果があります。
      
       「抗血小板凝結集作用(血管の中で、血液を固まりにくくし、血栓ができるのを防ぐ
       働き)が、もっとも強い食材のひとつ」と言われ心筋梗塞や脳血栓などの予防に
       役立ちます。

        生理不順、更年期障害の改善、便秘予防、肝臓の強化などにも有効な食材です。

        東洋医学では、「薬芥」とも呼ばれ、肝臓の熱を冷ます、体内の余分な熱を冷ます、
       余分な水分を追い出す(利尿作用)、肝の異常亢進を抑える、めまいなど体内の
       動揺性の症状を取り除く、血を動かすなどの作用があり、血圧を下げる、鎮静、鎮痙
       健胃、利尿、浄血に効くと言われています。
       
       が 血の道症(簡単に言うと女性特有の病態)の人の多食は禁じられています。
      

グリンピース: 亜鉛、食物繊維、ナトリウム(若干)の数値をあげるために使っています。
          ビタミンB群、C(加熱で損なわれにくいCですが、缶詰のビタミンC量は0)、
          カリウム、オレイン酸やリノレン酸も多く含みます。

          すい臓の働きをよくすることから、糖尿病による口の渇きや、胃腸や吐き気にも
          効くといわれています。
      
グリーンアスパラ: アスパラギン酸(アンモニアを体外に出す、窒素代謝、エネルギー代謝に
            関与、疲労回復、スタミナ強化など)を含みます。
            グルタチオン(強力な抗酸化物質、エイズウィルスが体内で増殖するのを
            阻む)や繊維質も多いです
            
            東洋医学では、「脾臓の「気」を助ける。」「体(胃)の熱をさまし、水分を補給
            する → 心臓と腎臓を活気づける。」「水分のとどこおりを取り除く」と
            言われているそうです。

パセリ: モノテルペン、フタライド、ポリアセチレンなどの抗酸化物質を高率に含んでいます。
      発癌物質の解毒を助け、また利尿活性効果もあります。
      葉緑素=クロロフィル(血中コレステロールを下げる、貧血の予防・改善、解毒作用、
      整腸作用、炎症沈静作用、抗酸化作用がある)がたっぷりはいっています。
      腎臓にはパセリって、もう定番でしょうか(^^)
      ただ、ビタミンKが多いんです。V・Kの最大許容量ご存知の方教えてくださいm(_ _)m

減塩ソルト: ナトリウム量調節用です。
         これを使用する前は、チーズでナトリウムを調整していましたが、
         ミリスチン酸がたっぷり含まれていることがわかりましたので、
         お試しにこんなもんに手を出してしまいましたぁ。

         食材でそれなりのナトリウムを摂ろうと思うと、リンの値や、マグネシウムの値が
         あがって、とんでもないことになるのですが、確かに、これは便利です。
         ピトケアン先生やドナルド先生が塩化カリウムをお使いになる理由が
         よ〜くわかりました。

         人間の話ですが、調味料として通常の摂取量では問題ないと言われていますが、
         お薬として処方される塩化カリウムとなると、まれであるとはいえ、下記のような
         副作用があるそうですので、十分な注意は必要かと思います。
          消化性潰瘍・胃腸出血(吐き気、胃痛、腹痛、吐血、下血(血液便、黒いタール
          状の便)、吐血)食道炎・食道潰瘍、高カリウム血症、動悸、、眩暈、発熱、便秘



         我が家で使用している減塩ソルト
                 お塩で減塩 (旭ソルト株式会社)

               成分分析値(100g)

   エネルギー 2kcal
   水分 0.13g
   タンパク質 0g
   脂質 0g
   炭水化物 0.7g
   灰分 99.17g
   カルシウム 582mg
   リン 300mg
   鉄 0mg
   ナトリウム 18872mg
   カリウム 26206mg
   マグネシウム 7mg
   ビタミンA 0μg
   ビタミンB1 0μg
   ビタミンB2 0μg
    ナイアシン 0μg
   食塩相当量 48.0g 

   添加糖類 0g
   塩素 52.92(g)
   誤差範囲 0.283%
 

     
フィッシュオイル: オメガー3系の多価不飽和脂肪酸の供給源です。
            特に猫には、EPA(エイコサペンタエン酸)などの長鎖脂肪酸の方が、
            ALA(アルファーリノレン酸)などの短鎖脂肪酸より良いそうです。
            EPA(エイコサペンタエン酸)は摂り過ぎると、血液が固まりにくく出血しやすく
            なるので、外傷、出血のある場合は控えましょう。
            また、酸化しやすいので、ビタミンC、E、ベータカロチンなどと一緒に摂ると
            効率的だそうです。

ごま油: カロリー補給に使用しています。脂肪酸組成は、リノール酸45%、オレイン酸39%
      など、不飽和脂肪酸(LDLコレステロールを減少させ、高血圧や心臓病を防ぐ)が
      中心となります。
      セサミノールという、ごま独特の抗酸化物質が豊富です。
      油ですから、当然摂り過ぎると、肥満につながります。


              純正と太白のちがいは?
 
 純正→色の濃いごま油で、ゴマを香ばしく炒ってから圧搾したもの。
      搾った後には加熱されていない。
 太白→透明なごま油で、ゴマを生のまま搾ってから精製したもの。
      ごま油特有の香りがあまりしない。


   が、しかし、我が家のごま油には、純正太白ごま油と
     書いてあります・・・ ど〜いうことだろ(_ _;))))))))



フラックスシードオイル: =亜麻仁油です。オメガ3系のα-リノレン酸を豊富に含みます。
               (α-リノレン酸が不足すると、脳神経系の異常、アレルギー性症状の
                発症、ガン発生に対する抑制作用の低下、などが起こりやすくなる
               そうです。)

               猫には、α-リノレン酸のような、短鎖脂肪酸より、EPA(エイコサペンタ
               エン酸)などの長鎖脂肪酸の方が向いているらしのですが、フィッシュ
               オイルの多いお食事はお嫌いだとおっさいますので フラックスシード
               オイルも、オメガー3系の多価不飽和脂肪酸の供給源 のひとつとして
               使っています。

               うちのにゃんず、以前はフラックスシードオイル入りごはんはお口に
               合わないとおっしゃってましたので、かわりに しそ油を使ってましたが、
               ある日突然、フラックスシードオイルも大丈夫になりました。

               不飽和性が強いため、酸化しやすいので、開封したら冷蔵庫で保存し、
               4〜6週間以内に使い切る。75度以上に加熱しない。
               などの注意が必要です。

クエン酸カルシウム: カルシウム供給源です。カルシウムサプリメントは種類が豊富ですが、
              このレセピではクエン酸カルシウムを使っています。



    。・:*:・゜'☆下のにゃんをクリックすると、猫の栄養のメニューページへ行きます☆,。・:*:・゜'


  With gratitude
  for all food,
  and the sacrifices incurred
  so that others are succored.

猫の栄養のページへ♪
わんにゃんごはん 表紙へ♪ ねこまんまおしながきへ♪ 超特急ごはん(鶏肉)へ♪ うさぎうまの部屋表紙へ♪