Q&R 食品成分表編
      

食品成分表 編



 廃棄率・可食部ってなに?














































 廃棄率とは、廃棄部分が、購入状態の食品にどれだけ
 含まれているのかを重量の割合(%)で示したものです。

 廃棄部分=通常調理時に取り除く部分(例:野菜・果物の皮、
 へた)や、食事時に口(お腹)に入らない部分(例:魚の頭)

 「それぞれの食品の廃棄部分が何を指すのか」は、食品成分
 表の各食品の備考欄(一番右)に、表示されていますから、
 チェックして みてくださいネ。

 可食部とは、食品まるまんま−廃棄部分(食品まるまんまから
 廃棄部分を引いたもの)のことです。

 例えば、『にんじん・皮むき・生』の廃棄率が『10%』とあれば、

 100gのにんじん= 可食部(実際に食べられる部分)90g
                     +
              廃棄部分(皮・ヘタ・しっぽ)10g
     
 ってことになります。

 食品成分表の各栄養成分は「可食部100gにつき=廃棄部分
 を取り除いた状態=実際に食べられる部分100g」の成分値を
 表していますから、皮、ヘタ、しっぽをとってから分量を量れば、
 「えっとぉ、廃棄率が10%だからぁ〜」という計算をする必要は
 ありません。

   

 材料を量る時には、可食部の状態で量りましょう(^^)

 皮付きのまま食するのであれば、成分表の『皮むき』ではなく
 『皮付き』の栄養値を参考になさってください。




 食品成分表に載ってる栄養値は、全部100g中だけど、
 実際に使う量は30g。。。
 どうしたら、30gの栄養値がわかるの?



























 これは、ちょっとした算数でなんとかなります。
 わかりやすいように、例を使って説明しますネ。

 にわとり・胸・皮なし・生の栄養成分値(可食部100gにつき)

エネルギー 水分 たんぱく質 脂質
121kcal 72.8g 24.4g 1.9g
 他、炭水化物・灰分・・・と横に続いてますが、とりあえず
 こんくらいで・・・

 30gの栄養値を知りたいのであれば、
 30g/100g(100分の30)=0.3ですから、
 各栄養値に0.3をかけていけばいいんです。

 例:水分 → 72.8×0.3=21.84
   :タンパク質 → 24.4×0.3=7.32
 ってな具合で、30gに含まれる水分量は21.84g
 タンパク質量は、7.32gと出てくるワケです。

 50gの栄養値を知りたいのであれば、
 50/100(100分の50)=0.5ですから
 例:脂質 → 1.9×0.5=0.95(g)

 となります。



 食品成分表を見ると、「生」と「ゆで」「焼き」とか、
 イロイロ分かれてるんだけど、どれを見たらいいの?






 確かに、芋・野菜・魚介類の一部の食品は、そのように
 分かれてますよね。
 これは、「生の状態で量る」場合には、『生』、
 「ゆでてから量る」場合には『ゆで』のところを使って栄養計算
 すればよいのだそうです。



 レチノール当量ってなに?












































 レチノール当量とは、「食品のレチノール量とβ-カロチン当量
 をレチノール量に換算したものの合計」を言います。

 ビタミンAは、レチノールとカロチンの2種類に分けることが
 できます。
 実は、カロチンも数種類あるのですが、食品成分表では、
 他のカロチンをβ-カロチンの値に換算して出た値と、
 β-カロチンの値を足したもの(=β-カロチン当量)
 でカロチンのレチノール量を算出してあります。
 
 食品成分表に記載されているレチノール当量とは、
 レチノール量+1/6β-カロチン当量

 という計算式によって求められたものです。

 

 既にご存知だとは思いますが、
 人間や犬は、β-カロチンをビタミンAに変換できますが、
 猫にはβ-カロチンをレチノールに分解する腸内ジオキシゲ
 ナーゼが欠乏しているため、それができません。
 猫は動物性食品からレチノールを直接摂取する必要が
 あります。

 つまり、
にゃんレセピのレチノール量をチェックしたい場合は、
 食品成分表の
レチノール量の値を、
 わんレセピ
のレチノール量をチェックしたい場合には、
 食品成分表の
レチノール当量の値
 チェックする必要があるワケです。





 食塩相当量ってなに?











 食塩(NaCl)は、ナトリウム(Na)と塩素(Cl)が
 くっついてできています。
 食塩相当量とは、食品に含まれているナトリウム量を食塩の
 量になおした数値で、ナトリウム量×2.54で算出されて
 います。

 食塩相当量=ナトリウム×2.54

 食塩と食塩相当量は同じではありません。