Q&R 手作り編
      

手作り 編



 栄養計算ってそんなに大切?

























































 う〜ん、若くで健康な子なら、そんなに気にしなくてもいいの
 かも・・・
 人間でも、毎日のごはんを、栄養計算しながら作ってる
 おかあさんって、ほとんどいらっしゃらないでしょうしネ(^^)
 でも、家族の誰かが糖尿病になったり、腎臓・肝臓に支障が
 出てきたり、はたまた、コレステロールが高かったりしたら、
 それになりに、毎日の食事にも、気を使いますよネ。

 また、成長期の子も、栄養をしっかり摂る必要がありますよね。

 私は、栄養計算って言うか、数字を合わせるのをゲーム感覚で
 楽しんでいるのですが、(趣味みたいなもんです)
 基本的に、食餌って作る側の愛情や優しさが一番の栄養だと
 思うんです。
 困惑や、とまどいたっぷりの栄養計算されたごはんと、わん
 にゃんの顔を見ながら、今日はなんにしようかなぁ。。。
 って言うごはんと、どちらが理想に近いごはんでしょう。。。

 それでも、毎回ではないにしろ、自分の作っているごはんを
 把握するという意味でも、一度だけでも、栄養計算を
 してみることは、おすすめします。

 栄養計算が、面倒だと思われる方、はなからくささんが
 お作りになった、オリジナルのエクセル栄養計算表が
 ダウンロードできます。

 これは、食材のグラム数を入れると、乾燥重量値までが
 出てくるようになっているスグレモノです。
 お使いのPCにエクセルが入っていれば、数字を入れるだけ
 なので、エクセルの使い方がわからなくても、大丈夫です。
 #経験者は語る(*^_^*)

 犬用と猫用とがあります。
 詳しい事は、
はなからちゃんの部屋をご覧ください。
 (別窓で開きます。)

 それもメンドイ、でも、ちょっと気になる。
 と思われる方は、
Guest Bookで声かけてみてくださいな。
 時間が合えば、こちらで計算してみますよん。
 ただし、基本的には栄養成分表に載っている食材のみでの
 計算になります。

 ところで・・・
 家庭で行う栄養計算は、各フードの栄養成分値の出し方
 (完成したフードの成分値を測定する)とは異なり、各素材を
 食品成分表の数値にのっとって計算していくことになります。
 残念ながら食品成分表には、すべての数値が載っている
 わけではありませんし、食材は「生きもの」なので、
 季節によって成分値に違いがでてきます。
 調理方法によっても、栄養値はかわってきます。
 サプリを使う場合には、記載されていない成分値も多いです。

 以上のことをふまえて、私達が行う栄養計算の値は、
 あくまでも、「目安」「おおまかな数値」と受け取りましょう。




 手作り食にはサプリメントって必要?








































































 一概に言えないところですが・・・
 骨類を与えていない場合には、カルシウムサプリメントは
 必ずと言っていいほど、必要になってくると思います。
 
 我が家の 某わんごはんレセピ(骨使用せず)を例にして
 具体的な数字を見てみると・・・

 
サプリ追加前の値(抜粋)
栄養素 重量 比率(DMB) 必要量(AAFCO等)
カルシウム mg 516.7 0.058% 0.5〜1.0%
マグネシウム mg 738.1 0.0828% 0.04〜0.3%
リン mg 3331.2 0.374% 0.4〜1.6%
鉄 mg 31.9 71.3〜2673.6mg
亜鉛 mg 49.9 106.9〜891.2mg
銅 mg 3.77 6.506〜222.8mg
マンガン mg 4.62 4.46mg

 こ〜んな値になります。足りない数値は、赤字にしてみました。
 カルシウムなんて、必要量の1/10ですもんねぇ。
 これじゃあ、カルシウム:リン比を語る術もありませんねぇ(^^;

 で、上記メニューにサプリ類を加えると・・・
 (追加したサプリ:カルシウムサプリメント、亜鉛サプリメント、
 スピルリナ)


サプリ追加後の値(抜粋)
栄養素 重量 比率(DMB) 必要量(AAFCO等)
カルシウム mg 6101.8 0.648% 0.5〜1.0%
マグネシウム mg 785.7 0.0846% 0.04〜0.3%
リン mg 5035.1 0.542% 0.4〜1.6%
鉄 mg 79.5 74.4〜2791.7mg
亜鉛 mg 149.9 111.7〜930.6mg
銅 mg 4.77 6.793〜232.6mg
マンガン mg 4.62 4.65mg

 これで、随分マシになったのではないでしょうか。
 サプリ追加前と追加後の必要量(一番右列の数値)が変わって
 いるのは、サプリメントの重量が追加されたためです。

 と、上記のレセピをご覧になってお分かりになると思いますが、
 うちのレセピの場合、亜鉛、鉄も不足しがちな栄養素ですし、
 加熱食の場合には、熱に弱い栄養素(ビタミンB、ビタミンC 、
 猫にはタウリン等)をサプリで補う必要がでてくる場合も
 ありますネ。

 サプリとは、関係ない話になるかもしれませんが、
 加熱による溶け出すミネラルもありますから、煮汁も捨てずに
 利用することも大切です。
 もうひとつ、手作りだと、マグネシウム量が上がりやすいです。
 (これは、わんより、にゃんのレセピを考えるうえで、
 頭を痛めるところです)

 ただ、何を持って過不足と言うのか。という事もありますね。
 「机上の栄養必要値なんて、アテにならない。」とおっしゃる
 先生もいらっしゃいます。
 「いや、手作りなら、サプリメントは必須。」と
 おっしゃる先生もいらっしゃいます。
 素人の私には、どちらが正しいのかわかりません。

 我が家の場合、サプリ類を使い、栄養計算の数値を合わせ
 始めてから、血液検査の結果が綺麗な数値になりましたので、
 サプリは使っています。
 ただし、これは、あくまでも、我が家の場合です。
 
 また、当然のことながら、与え過ぎも、よくありません。




  栄養計算始めるために、必要なものってなに?





























































































<その1: 手計算でがんばる >
 必要なもの
 1)食品成分表 (本屋さんで購入、現時点〔2003年〕では、五訂
   が最新版です)
 2)電卓 または そろばん
 3)紙と筆記用具
利点: ・お金がかかない。
欠点: ・手計算が面倒

・紙と時間がいくらあっても足りない・・・


<その2: 市販の栄養計算ソフトを使用>
利点: ・手計算のわずらわしさから開放される。
欠点: ・栄養計算ソフトって結構なお値段がする。

・ソフトの種類によって、総重量値がでなかったり、
 水分量がなかったりと、全ての栄養値が
 載っているとは限らない場合が多い。

・乾燥重量値以降の数値は、手計算で算出しなければ
 ならない。
 
乾燥重量あたりの栄養値とAAFCOの栄養基準値
   との比較ができるありがたいエクセル計算表
  (製作者:猫ピカイアさん)を、
  
ピカイアさんちからダウンロードできます。


<その3: はなからちゃんのエクセル栄養計算表 DL>
利点: ・犬、猫の栄養計算用に作ってあるので、
 乾燥重量の値、犬猫の標準栄養必要値など
 通常の人間用栄養計算ソフトにはないものが、
 最初から入っている。

・わんにゃんのごはん作りに使いそうな食材の
 栄養成分値は、すでに入力済み。

・タダでダウンロードできる。
欠点: ・必要栄養素を、AAFCOの乾燥重量に定めているため、
 体重1kgにつきの栄養素を利用したい場合は、
 手計算、または、自分で計算式を組み込む必要が
 ある。

・データに入っていない食材を使用する場合は、
 自分で手入力で食材を入れる必要がある。

・PCの機種により、ダウンロード不可能な場合もある。

・エクセルがないと、機能しない。

・正常に作動するのか、確認が必要。

・ダウンロード用のパスワードをゲットするために
 メールを出さなければならない。
 #ゲストブックにその旨書き込んでくださっても
  結構です。(その際、メアドは必須項目)

・各栄養成分値を手入力しているため、入力ミスが
 あるかも・・・
注意: はなからくささんが時間をかけて作成したものを、
ご好意でダウンロードの運びとなりました。
また、栄養成分値を入力してのダウンロードという形を
取るにあたり、文部科学省に申請書を提出し許可をいた
だいております。
(その際の条件として、パスワード制と言うことになりま
した。)

以上のことを、お含みおきのうえ、ニ次配布はご遠慮
くださいますよう、お願い申し上げます。
二次配布とは、ダウンロードしたものを、第三者に譲渡すること
  を指します。


本表の食品成分値は、
科学技術庁資源調査会編「五訂日本食品標準成分表」、
「改訂日本食品アミノ酸組成表」、
「日本食品脂溶性成分表(脂肪酸、コレステロール、
 ビタミンE)」によるものです。
食品成分値を複製または転載する場合は、事前に文部科学省
への許可又は届け出が必要です。
連絡先: 文部科学省科学技術・学術政策局 政策課資源室 
電話(03)5253−4111(代表)

詳細ははなからちゃんの部屋
   
 いずれの方法にしろ、食品栄養成分表は必需品ですし、
 筆記用具、メモ用紙も場合によっては必要になります。



 「乾燥重量につきの必要栄養値」と、
 「体重kgにつきの栄養必要量」どちらに合わせたらいいの?













 う〜ん、これは、それぞれの考え方なんでしょうねぇ。
 多頭飼いか、単頭飼いかにもよるかもしれないです。
 我が家は、多頭飼いで、一度に全員の食事を作るので、
 個々の体重別に、必要量を計算して。。。というのでは、
 とても時間が足りなくて(^^;

 また、各栄養値とか療法食用の値等の説明は、乾燥重量に
 則っているものが、多いような気がします。

 何の問題もない、健康な子1頭飼いなら、乾燥重量でも
 体重別でも、かかる手間は一緒のような気がします。




 食材は、有機ものとか無農薬の方がいいの?

























 難しいところですねぇ。
 有機栽培や、無農薬って、簡単に手に入らない場合も
 ありますし、こんな狭い日本で作られているんです。
 自分の田畑では無農薬でも、隣の田畑で、農薬を思い切り
 散布している所もあるでしょうし、川の水を利用すれれば、
 山の上の方で使われた農薬が川に流れるって事もあるでしょう
 ねぇ。

 しなびた無農薬の野菜と、新鮮な普通の野菜、
 どっちがいいんだろう。。。なんて思う事もあります(^^;

 我が家では、レバーだけは、オーガニックにこだわって
 (レバーは化学汚染物質の集いの場所ですから)、
 他の食材は、無農薬で手に入るものは、無農薬、ダメだったら
 省農薬、それも無かったら、通常のものを使用します。

 できるだけ、無農薬のものを購入したいと思っても、
 無農薬食材と通常食材、お値段もこれだけ違うのですから、
 執拗にこだわる必要はないと思います。
 通常食材を使用した手作り食だって、ノープロブラムです。
 無理しちゃダメです。お財布とも相談して決めましょう。

 と、常々自分に言い聞かせているロバでした;^_^A




 生食と加熱食、どっちがいいの?


























 私は、『絶対・生食派』でも『絶対・加熱派』でもなく、
 「なぁ〜んとなく、両方のイイトコ取りできればいいなぁ〜」
 っていう『いいかげん派』なんです。

 今週は生食、来週は加熱して・・・と言うように、
 (特にスパンは設けていませんが)食べていただいております。

 あ、でも、穀類、根菜類など、わんにゃんの消化の負担に
 なりそうなものは、加熱しています。

 ヘタすると、両方の悪いとこばっかり取った『最悪派』
 になる可能性も・・・(_ _;))))))))
 
 生食には生食のいい所があり、加熱食には加熱食のいい所が
 あるのではないでしょうか。
 この件については、只今資料収集中でございます。

 ただし、加熱によって壊れる栄養がある。ということは、
 頭に入れておきましょう。
 有名どこで言うと、ビタミンB、C、タウリン(アミノ酸)などです。
 酵素類も熱には弱いです。また、ミネラル類も加熱すると溶出し
 ますから、煮汁も捨てずに食べていただくようにしています。
 
 いずれにしろ、
過熱食は、控えたほうがいいのかも(^^;




 市販の食餌と、手作り食、どっちがいいの?





















 それは、飼い主であるあなたにしか決めることはできません。
 人間の子育ての話になりますが、
 ごはんもおやつもすべて手作りにこだわるおかあさん。
 おやつは市販のもの、そのかわり、手作りに使う時間を
 子供と遊んで過ごすおかあさん。
 どちらが、どうとは、言えません。

 我が家では、私が毎日カロリー○イトの食事ではイヤなので、
 手作りしてます。
 でも、わんにゃんと遊ぶ時間を割いてご飯を作っているのも
 事実です。

 これから手作りを始めるにしても、 絶対○○って決めつけず、
 今日は市販フード、今日は手作り。。。ってところから、始めたら
 いかがでしょう。そうこうしている中から、自分の家にあった
 方法をわんにゃんと一緒に見つけていけばいいのではないで
 しょうか。

 無理は禁物です。




 手作り食だと、栄養面で心配が・・・




































 わかります。わかります。

 <動物病院にて。。。>
 先生「食事はどんなものをあげてますか?」
 飼い主「手作りです。」
 先生「ダメですよ〜。」(以下栄養が云々とか、消化率が
 云々と言う、ありがた〜いお話をいただく)

 こんな経験なさった方も多いのではないでしょうか。
 正直、私も栄養面云々、消化率云々と言われると、本当に
 手作りの方がいいのかわかりません。

 見方を変えれば、ペットフード会社では、あれだけの時間と
 お金を費やしてフードについて、研究なさってるわけですから、
 そういう点では、ど素人がかなうワケないですもんネ。

 私は、病院に行くときには、レセピをプリントアウトしたものを
 持って行き、先生から、「どこをどう直したらいいか」と相談に
 のってただくようにしています。

 「ペットフードを買うのがもったいないから手作り」ではないと
 わかると、イロイロ教えてくださる先生もいらっしゃいますよ。
 そういう気持ちで話してくださる先生の言葉は、
 とてもわかりやすく、勉強になります。
 一度お試しあれ(^^)

 あ、ごめんなさい。話がソレましたね。

 毎回ではなくてもいいですから、ご自分のレセピを
 栄養計算してみてはいかがでしょう?
 闇雲に不安がるより、具体的に、どの栄養が足りないか
 がわかれば、少しはすっきりするし、次に進めますものね。

 



 せっかく作ったのに、食べてくれない・・・





































 あぁ、なんと申し上げてよいやら・・・
 よくあるんです。特ににゃんに多いです。
 
 うちのワンは、お蔭様で、同じものでも、毎回、「こんなおいしい
 もん初めて食べたぁ」って喜んでくれるんですけどねぇ。。。
 にゃんの場合、我が家でも、完全手作りオンリーを食べて
 くれるようになるまで、2年以上かかったと思います。
 
 今でも、「カンカン入れてぇ」って言う子いますよ。

 私的には、「栄養は おなかに入ってなんぼ」ってことで、
 「一日1口の手作りごはん」より「カンカン入りで完食」
 のほうがイイヤと思います。
 #もちろん、一概には言えない話ですけどネ

 市販食から手作りに変える時も、「時間がかかって当然」
 と最初から割り切りましょう。
 
 たとえ、躊躇なく食いついてくれても、お腹のほうが、慣れない
 モノが入ってきて、パニックを起こす可能性もあります。
 
 最初はホントに少しずつ、大袈裟なようですが、新しい食材、
 食事は耳掻き一杯、爪の先くらいの量から、試したほうがいい
 と思います。(アレルギーの心配もありますしね)

 にしても、向こうも、飼い主のこと、よ〜く見てますよね。
 「ここで『食べない』って言ったら、おいしいもん出てくる。」
 って、わかってらっさる(_ _;))))))))

 時には、毅然とした態度で、
 時には、指ですくって口元までもってってあげて。。。

 いったい、あの子達にとって、私達飼い主って、
 なんなんでしょうねぇ・・・
 




 療法食を参考にしてレセピを作りたいんだけど、
 栄養値にあるクロールってなに?
 食品成分表の食塩相当量のこと?



















 腎臓療法食などを見てみると、クロールという値がでてきます
 よネ。
 これは、食事中にクロール(Cl=塩素)がどれくらい含まれて
 いるかを示す値です。(そのまんまだ(^^;)

 食事には、
 Na(ナトリウム)+ Cl(クロール)
                   → NaCl(塩化ナトリウム=食塩)
 K(カリウム)+Cl → KCl(塩化カリウム)
 Ca(カルシウム)+Cl → CaCl2 (塩化カルシウム)
 など、さまざまな塩化物が含まれています。
 
 療法食などで出てくる「クロール」とは、食事に含まれる
 塩化物の ○+Cl の
Cl の部分のみの合計を指します。

 ですから、食品成分表にある塩分相当量とは、まるっきり別モノ
 なのです。