耳のトラブル


 ・ホメオパシー、ティシューソルトは、ホメオパシーのリストを参照してください。


  普段の手入れ(耳垢、水遊び・入浴後)   炎症   耳ダニ   耳に異物が入った場合   



     


普段の手入れ

耳垢 編


食事・食材
 乾いて表面がかたくなった、あるいはべたべたする耳垢が出ている→肝臓に「熱」をもって
 いる

  肝臓のバランスをよくする、大麦、アワ、全粒粉、緑黄色野菜、キャベツ、セロリが有効。
  鶏肉、貝類は肝臓に「熱」を生じさせるのでダメ。


ビタミン・サプリメント・ハーブ

  外用

 ・耳垢がそれほどねばねばしていない場合は、マイルドな洗浄液、痛みなどを和らげるハーブ
  で水で耳を掃除し、異常増殖した微生物や毒素を除去する。
                                                         
  酢:5〜20%(耳を刺激しているような場合はそれ以下)の酸度のもの。
    これは、水遊び・入浴後の耳の手入れにもよく、酵母菌に対する殺菌作用がある。

                                                          
  アロエジェル:スポイトなどで、数滴耳に落としマッサージ後、余分なものはコットンなどで、
           取り除く。

 ・耳垢がひどく、粘り気がある場合は、オイルベースのクリーナーを使用する。


  Don Hamilton先生のオイルベース耳洗浄剤
                          耳をきれいにし、穏やかな殺菌効果もある
(Homeopathic care for Cats and Dogsより)

 <作り方>
   オリーブオイル1/2オンス(およそ14g、15cc)につき、ビタミンE 200IU 
   (オプションで)ティーツリーオイル小さじ1/4を混ぜる。

 また、水遊び入浴前に、ミックスオイル(またはオリーブ油のみ)を使用すると耳の中に
 水が入るのを防ぐこともできる。

 
注意:ティーツリーオイルに敏感な動物もおり、耳に炎症を起こす場合があるので、
     様子を見ながら使用する。



 うさぎうまから
 ナチュラルキャットケア、ナチュラルドッグケアの著者ブルース・フォーグル先生は
 「ティーツリーオイルの使用により、猫の元気がなくなってぐったりした、行動に変化が
 起こった、筋肉の痙攣が報告されいています。このオイルをノミが噛んだ傷につけたため、
 猫が死んだケースもあります。こうしたハーブ製品は、獣医師の指導のもとでのみ使用して
 ください。」とおっしゃっています。



           東洋医学からみた 耳垢と臓器のバランスの崩れ

   耳垢は肝臓の「熱」だけでなく、臓器のバランスの崩れでも起こることがあり、
   原因によって におい が違うそうです。

  ・不快なにおい→肝臓のバランスの崩れ
  ・病的な甘さ→脾臓のバランスの崩れ
  ・焦げたようなにおい→心臓と小腸のバランスの崩れ
  ・腐敗による悪臭→腎臓のバランスの崩れ
  ・なまぐさいにおい→肺のバランスの崩れ



水遊び・入浴後 編

 水遊び、入浴後、耳の中に水が残っていると、低度の炎症を起こすことがあり、それが深刻な
 感染症になる場合がある。その場合以下の方法で耳を洗浄・マッサージする。

 1) お湯1カップ(≒240cc)+小ぶりのレモン1/2分の絞り汁(または、ホワイトビネガー
   大さじ1)で、耳の中(管)を洗浄し、外側からマッサージする。 
   (弱酸性溶液は、細菌・真菌感染症にかかる可能性を軽減し、また耳の細胞の治療にも
    なる。)
   注意:濃度が濃すぎてヒリヒリするようなら、お湯でさらに薄める。

 2) 頭を十分に振らせた後、ティッシュペーパーなど柔らかいもので、耳の中にある余分な
    水分を取る。

 3) 綿棒で耳の入り口の内側をやさしく掃除する。(こすらないように注意)
    また、綿棒は奥に入りすぎ、管壁を傷つけることがあるので、十分に注意すること。

(補足的に・・・)

 4) 洗濯バサミなどで両耳を頭のうしろで止めるか結ぶかして、耳の中を乾かす。
  
  注意:耳そのものを洗濯バサミではさむのではなく、耳の先端の毛だけ止める。
 →Natural Hearth for Dogs & Cats

 また、水遊び入浴前に、ミックスオイル(またはオリーブ油のみ)を使用すると耳の中に水が
 入るのを防ぐことができる。
 ミックスオイル:オリーブオイル1/2オンス(およそ14g、15cc)、ビタミンE 200IU、 
           ティーツリーオイル小さじ1/4を混ぜる (ティーツリーオイルはオプション)
           (耳のきれいにし、おだやかな殺菌作用もある。)
 →Homeopathic care for Cats and Dogs


      普段の手入れ(耳垢、水遊び・入浴後)   耳ダニ   耳に異物が入った場合


     


炎症

 以下のような事柄が見られる場合は、アレルギーが原因の可能性もあり、その場合、耳の
 治療のみに集中するのではなく、原因を見極めることが大切である。

 ・身体の他の部位にも同じ症状が見られる。
  この場合、1年のうちの一定の時期(例:花粉の季節)に定期的に症状
  (食後に突然、皮膚のほてり、赤らみが現れるなど)が現れる。
 ・耳にトラブルがあり、且つ前足を過度に噛み、お尻を床・地面にこすりつける。
 ・猫の耳に黒っぽい耳垢や脂性の分泌物がたまり、痒みがあり、頭を振る。



感染症の種類による症状の違い

 ・細菌感染は見た目、ドロドロ・ベタベタしており、膿をもつことがある。
 ・酵母菌感染は、強烈な臭いがして、茶褐色の耳垢がたくさんある。
 ・耳ダニ感染症の場合も大量の耳垢が出るが黒色で、ポロポロしている。

 *これは、一般的・極簡単な見分け方で、必ずしもこれが当てはまるとは限りません。



食事・食材

 ・耳が乾いて赤くなっており、炎症を起こして厚ぼったくなっている→「血」「体液」の不足:
 (皮膚の乾燥、フケ、若干の喉の渇き、おびえやすいなどの症状が同時に見られる場合が
  ある)

   わんには、たくさんの野菜+少なめの肉、赤身肉は「血」を作るためにはよいが、食べ
   過ぎると体の中に「熱」を生み出すので注意。

   にゃんには、豚の赤みのひき肉、鶏の砂肝、サバ、卵など

   おすすめの野菜は、サヤインゲン、ブロッコリー、キャベツ、ニンジンやインゲンマメなど。
   (マメ類はよく煮ること)

 ・アレルギーが原因で炎症が起きている場合には、アレルゲンとなる食材や、おやつ類
  (動物用ビスケット、加工食品など)を与えない。



ビタミン・サプリメント・ハーブ

 注意:化学洗浄液や、抗生物質チンキは、通常強すぎるので避ける。また、コルチゾン溶液や
     軟膏も、症状を押さえ込むので避ける。

    *コルチゾン(cortisone) :副腎皮質ホルモンのひとつ; リウマチ・関節炎治療薬

  外用

 カモミール
紅茶で耳を湿布:耳の炎症を鎮める。

 セントジョーンズワート(ヒペリカム Hypericum=オトギリソウ)のお茶:
  抗感染作用があり、炎症の痛みを和らげる。


 カレンデュラ(ポットマリーゴールド):抗炎症、抗菌、抗真菌、抗カビ作用がある。
                        分泌物が水っぽく、臭いがある場合に使用。
  <作り方>
  浄水か蒸留水 1カップ(≒240cc)
  カレンデュラの蕾(Calendula officinalis)の
    チンキ、またはグリセリンベース・エキストラクト 小さじ1
  海塩(粗塩) 小さじ1/2

 <使用法>
  上記を混ぜ合わせたもので、耳の中(管)を洗浄(洗い流す)、マッサージする。
  (1〜2回/日)
  →Natural Hearth for Dogs & Cats

 注意:カレンデュラの葉と茎には少量のサリチル酸塩が含まれています。また、流産を
     引き起こす可能性があるので妊娠中は禁忌です。

 アロエベラ
:分泌物は少ないが、痛みがひどく、敏感になっている場合に使用。
  <使用法>
  絞りたてのものか、アロエベラジェルで、耳の中(管)を洗浄(洗い流す)、マッサージする。
  (1〜2回/日)


 スィートアーモンドオイル脂っぽく蝋のような褐色の分泌物を軟らかくして溶かし、皮膚の
                   炎症を緩和し回復の手助けとなる。

  <使用法>
  耳の中(管)を洗浄(洗い流す)、マッサージする。
  痛みを伴う場合は、スィートアーモンドオイルとアロエベラを交互に用いる。 

 コロイダルシルバー
:併発症を伴わない炎症に
  5〜6滴/日 を最長10日間 →Veterinarians' guide to Natural Remedies



 Nancy先生のアシドフィラス フォーミュラ:アシドフィラスが有害なバクテリアや酵母菌を
                           耳から追い払う手助けをする。
(Veterinarians' guide to Natural Remediesより)

 <作り方・使用方法>
 1)アシドフィラス(カプセルか粉状のもの)を購入。
 2)耳をナチュラルな耳洗浄剤、(または、水1カップ(≒240cc)に酢1オンス(≒30cc、    28g)を加えたもの)で耳の中を洗い流す。(耳の中に水が残らないように注意)
 3)1オンス(≒30cc、28g)の水に1/4カプセル相当のアシドフィラスを溶かし、
   スポイトなどで、耳の奥の方まで入れる。
 4)耳に中に入れたアシドフィラスは、そのままにしておくが、耳の中は、本来アシドフィラ
   スが生存できる場所ではないので、まもなく死んでしまう。
   定期的にこの手順を何度か繰り返す。
   (治療としては、2回/日
    予防の場合は、コッカー種のように、感染しやすいタイプ: 1回/週
              ジャーマンシェパード種のように乾燥した耳タイプ: 1回/月)

 2)と3)の工程で、犬が頭を振るのは自然なことなので、止めさせる必要はない。
 また、炎症が起こって間もない場合は、2〜3日で効果が現れるが、時間がたっている
 場合は、治癒にもそれなりの時間がかかる。



Thomas Van Cise 先生のオススメ Earth Bounty Oxy-Max  R-7
Veterinarians' guide to Natural Remediesより

 Earth Bounty Oxy-Max: Martrix Health Products製 液体酸素製品で、トラブル
 の原因となる細菌を抑制する。

 
R-7: Rich Health の耳洗浄剤

 <作り方>
 1オンス(≒30cc、28g)のR-7にOxy-Max を6滴入れ、混ぜ合わせる。

 <使用方法>
 1)耳の中(管)に溶剤を入れ、耳の根元をマッサージする。
 2)耳の中の溶剤をコットンか指で優しくふき取る。(綿棒は使わないこと)

 <回数:治療として>
  
 耳の中がきれいになるまで 2回/日、その後(耳の中に残骸・汚物がなくなった後)、
 さらに2日間続けて完了。

 <回数:予防として>
 1〜2回/週、または必要に応じて(個体差によって、2〜3日おき、1回/年など)。




CJ Puotinen さんの 耳洗浄剤 (The Encyclopedia of Natural Pet Careより)

 その1)
 <作り方>
 15%のティーツリーオイル消毒剤(作り方は下記テーブル参照) 
                                     1/2カップ(≒120cc)
 カモミール、コンフリー、カレンデュラ、オオバコなどの濃いお茶 1カップ
 グレープシード・エクストラクト 10滴
 上記をよく混ぜ合わせる。

 その2)(その1)の代替品として)
 <作り方>
 ラベンダー・エッセンッシャルオイル 小さじ1/8
 カレンデュラ、ブラックウォールナッツ、エキナセアをいずれか、または
  ミックスしたチンキ 大さじ1
 アロエベラの絞り汁、またはジェル 1カップ(≒240cc)
 上記をよく混ぜ合わせる。

 その3)(その1)の代替品として)
 <作り方>
 ラベンダー・エッセンシャルオイル 小さじ1/8
 ウィッチヘーゼル(ハマメリス)・エクストラクト(液体) 3/4カップ
 ホウ酸 大匙1
 アロエベラの絞り汁またはジェル 1/4カップ
 上記をよく混ぜ合わせる。

 その1)、その2)、その3)、いずれも使用前によく振ること。


              15%のティーツリーオイル消毒剤の作り方

 100%濃度 ティーツリーオイル 大匙2
 80度のウォッカ、または 
              ベジタブル・グリセリン、硫酸化ヒマシ油(ロート油) 大匙4

1)ティーツリーオイルとウォッカをよく混ぜ合わせて5秒置き、油膜が表面に浮いて
  いる場合には、ウォッカを追加して再びよく混ぜ合わせる。

2)表面に油膜が浮いてこなくなったら、計量カップ(1カップ≒240cc)に移し、
  ・アロエベラの絞り汁またはジェル
  ・ハーブティー(コンフリー、カレンデュラなど)
  ・浄水
  ・上記をミックスしたもの
  のいずれかを、計量カップの3/4量になるまで入れる。
  (この時点で、およそ15%濃度)


 うさぎうまから
 ティツリーオイルの注意点については、普段の手入れ→耳垢編→外用をご覧ください。
 また、コンフリーも現在では危険といわれるハーブのひとつです→
厚生労働省のレポート



  内服 

 ・アシドフィラスを大量に与える、または、(耐性に問題がなければ)ヨーグルト、ケフィアを
  与える。

 ・感染症が治るまで、
ビタミンCの量を増やす(下痢する1歩手前まで)。

 ・
プロポリス:感染症の予防、治療の手助けをする。
  <用量>
  体重 35lbs(≒15.8kg)まで → (カプセルまたは錠剤) 250mg/回 1日2回
  体重 85lbs(≒38.5kg)まで → (カプセルまたは錠剤) 500mg/回 1日2回 
  体重 85lbs(≒38.5kg)以上 → (カプセルまたは錠剤) 1,000mg/回 1日2回 

  10日間 上記の用量を与え、その後、1日1回にして 2週間続ける。
  →The Encyclopedia of Natural Pet Care

 ・
スティンギング・ネットル(stinging nettle)またはマレインの葉(mullein leaf):
  春・夏の花粉シーズンに耳の症状が悪化する場合、食事に混ぜて与える。

 ・
グレープフルーツシード・エクストラクトエキナセア、と/または 
                                       他の抗菌作用のあるハーブ

  酵母菌、細菌による感染症の疑いがある場合に、短期間与える(例:5〜7日間)

 
 うさぎうまから
 免疫異常の疾患(猫エイズ、免疫介在性溶血性貧血など)をもつ動物には、エキナセアなどの
 免疫力を押し上げるハーブを与えるのは、危険とおっしゃる先生もいらっしゃいます。



フラワーエッセンス

 
クラブアップル(Crab Apple):洗浄と解毒に
 
トマト(Tomato)洗浄と解毒に
 
アレマンダ(Allemanda)洗浄と解毒に
 
ボトルブラッシュツリー(Bottlebrush Tree)洗浄と解毒に
 
ディル(Dill):炎症に
 
ガーリック(Garlic):炎症に


ジェムストーン
 クンツァイト(Kunzite)ローズクォーツ(Rose Quaretz):耳をサポート
 ライトブルー系のもの:感染症を取り除く
  例:
クリソコラ(珪孔雀石)(Chrysocolla)トルコ石(Turquioise)
    
ラピス・ラズリ(金青石)(Lapis Lazuli) など


    普段の手入れ(耳垢、水遊び・入浴後)   炎症   耳に異物が入った場合


     


耳ダニ

食事・栄養

 体力・元気不足がダニの繁殖の一因となるので、食事の改善は、間接的に予防・回復の
 手助けとなる。特に、ガーリック、B-イーストが有益。


ビタミン・ハーブ 他

  外用

 オリーブオイル+オレガノオイル
  1/2〜1オンス(およそ14〜28g、15〜30cc)のオリーブオイルに
  小さじ1/2のオレガノオイルを混ぜ、24時間〜48時間そのままにしておく。
  →Homeopathic care for Cats and Dogs


 ビタミンEクリームアーモンドオイルオリーブオイル
  あらかじめ湯煎して温めておくたものを、スポイトなどで、耳のなかにいれ、軽くマッサージ
   した後、ティッシュなどでふき取る。


 オリーブオイルミュレインの花ガーリックのいずれか、または両方のインフューズドオイル
 (オプションで、ティーツリーオイル、ビタミンE、グレープフルーツシードエクストラクト、
 ラベンダー・エッセンシャルオイルを加えても可)
 耳ダニには、ガーリック、ヘンルーダなどの駆虫効果のあるハーブを加えるとよい。
 *インフューズドオイルとは、ハーブをアルコールや水ではなく「油」に浸けたものです。


 Pat MacKay さんの耳用洗浄剤 
          (The Natural Remedy Book for Dogs & Catsより)
 <作り方>
 アロエベラジュースまたはジェル 2オンス(≒60cc、56g)に
 3%濃度の食品用過酸化水素 小さじ1を加え、スプレーボトルかスポイト付き容器で
 保存。

 <使用方法>
 1)耳に洗浄剤を入れ、耳の根元を1〜2分優しくマッサージする。
    (くちゅくちゅと音がすることをチェック)
 2)頭を振らせて、耳の中の水分をすべて外に出す。
 3)耳垢がなくなるまで、または症状が治まるまでこれを毎日繰り返し、
   その後、卵からかえったダニを駆除するため、1回/週を2〜3週間行う。



耳ダニ用ハーブ点耳薬 
  (Natural Hearth for Dogs & Cats、犬・猫の健康、Veterinarians' guide to
                                   Natural Remedies より)
 1)スポイト付きのビンに、アーモンドオイルかオリーブ油1/2オンス(≒14g、15CC)
   と、ビタミンE400IUをいれて、混ぜ合わせ、湯煎で体温程度に温める。
 2)耳の垂れている部分(先端)を持ち上げて、スポイト1/2量を入れ、耳の管を液体
   の音がするように外側から1分間マッサージする。
 3)マッサージ後、頭を振らせてから、中に溜まっていたものと余分な油を綿棒で
   優しく取り除く。(危険なので、耳の奥まで行わないこと)
 4)これを1日おきに6日間(計3回)行う。
   その間、オイルの入ったビンは、蓋をしっかり閉め、室温で保存しておく。
 5)3回目のマッサージ終了後は、3日間ほど、耳を休ませる。

 このミックスオイルは、多くのダニを窒息死させ、耳をダニにとって住みにくい場所に
 する。
 耳を休ませている間に、次の(ダニを直接退治する)ハーブ・フォーミュラ(=6))を
 準備。

 6)イエロードック(yellow dock ナガバギシギシ)を、上記と同じ方法で 
   2日おきに3〜4週間使用する。(レセピは下記のテーブル内参照)

 治療中、かぶれ、炎症が見られるようなら、アレルギー用の治療も同時に行う。



Pitcairn先生のハーブレセピ


a)浸剤(Infusions)
 浄水か蒸留水1カップ(≒240cc)を沸かし、ドライハーブ小さじ山盛り1杯、
 または生ハーブ(乾燥させていないハーブ)大さじ山盛り1に注ぎ、蓋をして15分
 おいて漉す。
 
*煮立ったお湯はせっかくの精油成分を蒸発させてしまうので、できるだけ
   沸騰していない熱湯(びみょ〜な表現
(^^;)を使うようにしましょう。
 
b)低温抽出エキス(Cold extracts)
 冷水1カップ(≒240cc)に、ドライハーブ小さじ山盛り2杯、または生ハーブ(乾燥
 させてないハーブ)大さじ山盛り2を入れ、蓋をして12時間おいて漉す。

c)煎剤(Decoctions)
 浄水か蒸留水1カップ(≒240cc)に、およそ小さじ1杯のハーブを加え、沸騰させて
 蓋をせずに15〜20分弱火で煮て漉す。
 根、根茎、樹皮などのドライハーブに用いることが多い方法。
 
d)チンキ(Tinctures)
 浄水か蒸留水小さじ1(=5cc)に3滴、大さじ1(=15c)なら9滴の割合で
 希釈する。
 
   
*a)とc)の場合、冷めてから(熱くなくなってから)使いましょう。


 (6)までで、ダニを駆除できなかったら・・・)
 7)頭と耳、尻尾の先(尻尾を背中でまるめた時に耳にさわり、ダニがつく可能性が
   ある)を徹底的に洗う。2日おきに、少なくても2〜3回。
   最後のすすぎにイエロードックの浸剤を使うとよい。


 *イエロードックのレセピが、Homeopathic care for Cats and Dogsにも載っていました。

 イエロードック(yellow dock ナガバギシギシ)

  耳ダニに効果があるだけでなく、かゆみも押さえる。
  お茶(浸剤)または煎じ汁(煎剤)を使用。

  <作り方(浸剤)>
  1/2カップ(およそ120CC)のお湯に小さじ1以上のイエロードッグ(ドライハーブ)を
  入れて冷めたら、ビンに入れて保存。

  <用量> 
  スポイト1/2量/回 1〜2回/日  →Homeopathic care for Cats and Dogs
  上記のオリーブオイル+オレガノオイル と イエロードック液を交互に使用してもよい。

 注意
 ・通常炎症を起こしているので、ティーツリーミックスオイルの使用は避ける。
 ・ダニは感染するため、他にも動物がいるときは、他の動物にも処置が必要な場合がある。

 ニームオイル:強力な抗真菌作用と、抗寄生虫作用がある。特に猫に有益
  <用量・使い方>
  1日2回 5〜10滴/回を耳ダニにいる耳に入れる。 1週間続けたら、次の1週間は休み、
  その次の1週間続けるという処置を繰り返す。
  (1週目処置、2週目休み、3週目処置、4週目休み を繰り返すということです。) 
  →Veterinarians' guide to Natural Remedies


抗菌・駆虫用 点耳薬:耳ダニ、真菌・細菌感染症に (Herbs for Petsより)

 <材料>
 ミュレインの花のインフューズドオイル 
 オレゴングレープのインフューズドオイル
 ガーリックのインフューズドオイル
 マシュマロウのインフューズドオイル

 *インフューズドオイルは、ハーブをアルコール・水ではなく「油」に浸けたものです。

 <作り方>
 上記4種のインフューズドオイルをすべて同じ比率で混ぜ合わせる。
 これに、ビタミンEを10〜20滴加えてもよい。
 (ビタミンEは、保存剤となりまた、回復の手助けをする)

 <使用方法>
 6〜12滴を患部に注入または塗布
 外面に塗布するには、コットン、ガーゼ、指で十分事足りるが、耳の中(管)に入れる
 場合には、柔らかいプラスティック製のスポイトが最適。






     


異物が入った場合(エノコログサ)

 エノコログサ(ねこじゃらし)の円錐状の小穂には、毛に付着する、先端が鋭くとがった剛毛が
 たくさんあり、これが被毛にからみつく。

 これが耳、目、鼻、爪先などにつくと(時として皮膚からも)体内の中へ中へと進んでいく。
 この剛毛は片方向のみを向いているので、更に奥へと深く移動し、強烈な痛みをともなう炎症
 や、二次感染を引き起こしたり、鼓膜を破る場合もある。

 特に垂れ耳の子は、一度入ったエノコログサを耳で蓋をして、外に出しにくくしているような
 ものなので、注意が必要になる。

 散歩の後、被毛を十分にチェックし、表面についているエノコログサは、すぐに取り除き、
 目に見える部分には発見できなくても、耳、そのほかの箇所に異常、痛みがあるようなら、
 できるだけ早く病院に連れて行き、獣医師に処置してもらうのがベストである。
 (場合によっては麻酔が必要になる。)


ただちに病院に連れていけない場合の応急処置
(あくまでも病院に連れていく前の応急処置)

 温めたオリーブオイルかアーモンドオイルを少量耳に入れると、チクチクが若干和らぐ。
 その後、犬(猫)が耳をふってエノコログサを出しくれる場合もあるが、可能性は極薄。
 念のため、病院へ連れて行くこと!!


  普段の手入れ(耳垢、水遊び・入浴後)   炎症   耳ダニ   耳に異物が入った場合 



以上です。お疲れ様でした



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