尿路・膀胱のトラブル

 ・ホメオパシー、ティシューソルトは、ホメオパシーのリストをご覧ください。


  文中、尿酸性化(剤)が出てきますが、尿が酸性に傾きすぎているためにおこる
    結石・結晶もありますので、
使用前には必ず尿pHをチェックしてください
    とにもかくにも、まずは獣医さんへ相談しましょう。


わんの尿石早見表    にゃんの尿石早見表   (別窓で開きます)
   

     


食事・食材

 どんなトラブルででも言えることだが、まずは(保存料などが添加されていない)質のよい食事
 を与える。

 ・できれば手作り食を、それが無理な場合はドライではなく缶詰にする。



その1:東洋医学的な食材の選び方

<急性膀胱炎のあとで・・・>

 大麦(膀胱と腎臓の水分のとどこおりを取り除く)、アスパラガス、セロリなどが手助けと
 なる。
 安全な動物性蛋白質としては、脂肪分を取り除いてゆでた豚ひき肉、兎肉、卵、牛肉
 など。
 穀類は、玄米、コーンなど。
 よく煮た小豆、皮つきのゆでたジャガイモ、冬かぼちゃ(winter squash)などを加える。
 豆腐、乳製品、精白された小麦は、湿邪(しつじゃ)を作り出すので避ける。

 脾臓/すい臓が弱って、水分のとどこおりと「熱」に問題がある場合には生よりも蒸した
 野菜のほうがよい。

 犬の場合は、動物性蛋白質を控えめにして(湿邪を減らすのを助ける)、精製されていな
 い穀類や野菜を多めに与える。
 猫の場合は、牛肉、兎肉、鶏肉(少量)から選ぶ。

 水分のとどこおりと「熱」に問題を持ちがちな動物には七面鳥は避ける。
 (七面鳥は身体の水分を増やす) 
 

<慢性的な結晶、結石の場合>

 甲殻類、貝類は避ける。新鮮なタラは少量なら可。
 食事の大部分を兎肉、鶏肉、鶏の砂肝にする。にんにくは天然のサルファ剤系抗生物質
 (抗菌剤)も含有しているので、食事に(少量)加えるとよい。




その2:The Natural Remedy Book for Dogs & Cats より

・質のよい蛋白質を与える:

・内臓類は1ヶ月間与えるのを控える。イーストも控えるようにし、
 食事にたまり醤油を少量加える。

・食事は一日2回にして、食間にイロイロ与えないようにする。

・症状がある場合は、栄養価の高いスープ(=broth:肉・魚・野菜などを煮出したスープ)
 にたまり醤油を数滴たらしたものだけにし(絶食)、ビタミンCを与える
 (スープにはにんにくをたっぷり加える)。絶食後の食事には消化酵素を加える。

・抗生物質を使用している場合は、液状アシドフィラス小さじ1/4を2週間 食事に加える。
 下痢が起こった場合は、スリパリーエルムのシロップを食事の前に与え、
 食事には小さじ1/4のアップルペクチンを入れる。(この用量は猫の場合です。)

・刻んだパセリは利尿を助ける。

・よだれを垂らしている老齢の雌犬には、小さじ1杯の小麦胚芽オイルを毎日の食事に
 加える。



     


 ビタミン・ミネラル・サプリメントなど



Anitra 大おば様のケアー(FUS・猫泌尿器系症候群)
<症状の出はじめ〜>

レスキューリメディを3滴、4時間毎に3日間与える。それ以降は2回/日を症状が治まる
 まで続ける。
・獣医に相談する。
・1時間に2回以上トイレに行き、尿が全然出ないようなら、
すぐ獣医へ連れて行く
・最初の症状が見られた段階で、カリカリは控え、
ビタミンC500mgを小さじ1杯の
 
チキン・ブロス(鶏肉を煮出したスープ)に入れて与える。ビタミンE100IUも与える。

<治療中〜完治まで>

・2日間は固形物は控え、かわりにカルシウムたっぷりの
チキン・ブロス(作り方は下記
 参照)を1日に3〜4回与える。(ブロス絶食)
 
ビタミンC250mg/回を毎回のブロスに加える。

・絶食明けには、人参、インゲン、ズッキーニなどの野菜や、鶏肉などの生食を与える。
 水分は上記で与えたチキンブロスで摂る。
 十分なビタミン・ミネラルの補給も忘れないように

・イーストは与えないようにする。ビタ・ミネラルミックスを使用している場合は、イーストを
 はずし、代わりにビタミンB群10mg/回を1日2回与える。



大おば様特製 ビタ・ミネラルミックスの作り方

 ホリスティック界(猫)の大御所 Anitora Frazier 大おばさまが
 20年以上前に考案なさったサプリメントです。

 レセピは・・・(1カップ=およそ240CC)

 酵母(Bイースト、トルラ酵母、ニュートリショナルイーストなど
  食用ならなんでもよい) 1.5 カップ
 ケルプパウダー または トレースミネラルパウダーミックス    1/4 カップ
 顆粒レシチン  1 カップ
 小麦ふすま  2 カップ
 カルシウム(ボーンミール、乳酸カルシウム、グルコン酸カルシウムなど) 2 カップ

 材料をすべて混ぜて、蓋付容器に入れ、冷蔵庫で保存。
 猫の食時毎に小さじ1のビタ・ミネラルミックスを加える。(小さじ2/日)




・内臓類(レバー、腎臓など)は避け、食事に オーガニックの卵黄1個/日、
 
ビタミンE(アルファ-トコフェロール)100IU/日を1ヶ月間与える。
 (その後400IU/週)
 
肝油(cod liver oil)小さじ1/4 を毎食餌に、
 または 
ビタミンA 10,000 IU+ビタミンD 400 IUを週に1回与える。

・抗生物質を服用している場合は、小さじ1/2の
アシドフィラス(水をベースにした液状の
 もの)を2週間食事に加える。
 一時的な下痢が起こった場合は、下痢がおさまるまで、食事に小さじ1/4の
アップル
 ペクチンパウダー
を加える。
 
スリパリーエルム・シロップ 小さじ1を食事の前に与える。

 アシドフィラスにはカプセルのほか、水ベース、ミルクベースの液体のものもあるよう
   です。
   某メーカーの水ベースのアシドフィラスは小さじ2で 200億とありましたから、
   小さじ1で100億ですよねぇ。ってことは、とりあえずは、50億くらいのカプセルで
   代用できるのではないかしらん。。。 
   それと、アップルペクチンパウダーは、よくかき混ぜないと固まります。かつすばらしい
   お味なので、(パウダー小さじ1=3gですから、小さじ1/4で750mg相当の)錠剤
   などで与えた方がいいかもしれません。
    いつものごとく、あくまでも無責任発言です((((;_△_)



大おば様特製 スリパリーエルム・シロップの作り方 

1.小鍋に1/2カップ(≒120CC)の水と小さじ1のスリパリーエルム(パウダータイプ)
  を入れ、フォークであわ立てる。
2.弱火にかけ、ことこと煮たってきたら(絶えずかき混ぜる)、そのまま1〜2分、
  または、若干とろみがついたら、火からおろす。
3.冷ましてから冷蔵庫で保存。7〜8日間保存可能。


  フォークであわ立て、というところが、私のツボにはまってますが(*^_^*)
    別に小型の泡だて器でよく混ぜてもOKです(当然ですね(^^ゞ)。
    と、水はやはり浄水を使用したほうがイイと思います。




・余計なストレスを与えないようにする。

・スナッグ・リトリート(秘密の隠れ家)を作ってやる
 ダンボール箱に毛布・タオルをひいたものなど(敷物は最低でも毎週洗いましょう)


大おば様特製 カルシウムたっぷりチキン・ブロスの作り方

<材料>
 鶏肉(アニトラ大おば様のお好みはモモ肉) 2〜3lbs(≒900〜1360g)
 鶏の首と背骨(いわゆる鶏ガラ) 1lb(=453.6g)
 水
 トマトジュース(トマトだけのもの) 1/4カップ

<作り方>
1.鶏肉とガラを大きなナベに入れ、水を入れる。(水の量は鶏肉より1〜2インチ
  (3〜5センチ)上にくるくらい)
2.少しずらし気味に蓋をして、弱火で3〜5時間ことこと煮る。
  途中、何度か中身をくずし、 必要なら水を加える。
3.最後の1時間は蓋をとり、水量が中身ぎりぎりかぶる程度にまで煮詰める。
4.煮汁と中身を別にし、煮汁は室温で冷ました後、冷蔵庫に入れて保存する。
5.煮汁が冷めるまでの間、中身をナベに戻し、かぶるくらいの水を加えて冷ます。
6.手で触れるまで冷めたら、鶏の栄養分がすべて水に出るように、鶏をぐちゃぐちゃ
  つぶす。(液体が乳白色になってきます)
7.ナベからぐちゃぐちゃになったチキンの残骸をしぼりながら(鶏肉の栄養をすべて
  液体に搾り出す感じで)取り出し、煮汁は4の煮汁と一緒にしておく。
  骨以外の鶏肉は捨てる。
8.骨を小鍋に移しかえ、ぐちゃぐちゃに崩してから、水をかぶるくらい加え、
   トマトジュース 1/4カップを加えて30分〜1時間コトコト煮る。
9.骨を取り出して残りの煮汁を他のブロス(7.)と一緒に保存する。(骨は捨てる)
10.必要分だけ(だいたい2カップほど)を残し、残りは冷凍保存する。

  
chicken→鶏肉、thighs→モモ肉、
     chicken necks and backs→首(骨つき)と背骨 (いわゆる鶏ガラ)
     と訳しましたが、間違っているかもしれません。
     正解ご存知の方、是非連絡お願いしますm(_ _)m



<完治〜再発予防に>

・ドライフード、魚は与えないようにする。

・内臓類は完治1ヶ月後から与える。

・尿の酸性化を保つため、食事は1日2回とし、食事から30分後には食器をさげ、
 食べこぼしなどの汚れも綺麗にする。

・食事に以下のものを加える。
 オーガニック卵黄 1個 3回/週
 
ビタミンE(アルファ-トコフェロール) 400IU 1回/週
 
肝油(cod liver oil)小さじ1/4、
  または
ビタミンA 10,000IU+ビタミンD 400IU 1回/週
 
ビタミンC 250mg/回を毎食(2回/日)

・トイレは常にきれいにしておく。





Anitra 大おば様のケア(猫の膀胱・腎臓結石)

・獣医につれていき、結石の種類を確かめる。

・獣医師による尿酸性化剤を与える。食事と食事の間に食器をそのままにしておかない。


 
>獣医師による尿酸性化剤を与える。
 ここは、「結石の種類により必要であれば」を付け加えて読んだほうがいいと思います。
 

・バランスの取れた質のよい蛋白質の入った食事を与える。
 オーガニック卵黄 1/2個を食事毎に与える。(卵黄には酸性蛋白質であるメチオニンが
 たくさん含まれている)

・ストレスをかなり抱えていると想像されるので、より多くの愛情を示し、
 スナッグ・リトリート(秘密の隠れ家)を作ってやる。

・ドライフード、セミモイストフード、まぐろ、魚を控える。極力生食にする。
 十分なビタミン・ミネラルの補給も忘れないように。

・動物性蛋白質源として、鶏肉、レバーを使用、
 穀類は ジャガイモと柔らかくしたオートフレーク(または玄米)を半々の割合
 野菜は 人参と豆類を半々の割合にする。
 炎症を伴う結石の場合は、内臓類、イーストは避ける。
 (詳しくは上記、Anitra 大おば様のケアー(FUS・猫泌尿器系症候群)参照)

・カルシウム剤は、ドロマイトを避け、ボーンミール、乳酸カルシウム、グルコン酸カルシウ ムを使用する。


・毎回の食事に以下のものを加える。
 
猫用消化酵素(食事からの栄養吸収を確実なものにするため) 小さじ1/4
 
カルシウムサプリメント(ボーンミール、グルコン酸カルシウムなど) 小さじ1/4
  (ビタミネラルミックス内のカルシウムに加える)
 
ビタミンC(尿の酸性化を応援、炎症に) 500mg/回
 
ビタ・ミネラルミックスを与えている場合はその量を 小さじ1・1/4に増やす。
  
注意
  FUSを併発している場合は、炎症が治まるまで、ビタ・ミネラルミックスのイーストを
  カットし、かわりに、ビタミンBコンプレックス 10mgを与える。


・1日1回、食事におばさま特製
ガーリック・スパイス 小さじ1/8を加える。


おば様特製 ガーリック・スパイスの作り方 
   
 浄水 小さじ 1/8
 たまり醤油 小さじ 1/8
 生のにんにくをつぶしたもの 小さじ 1/4

 上記の材料をよくまぜ、2〜5分おく。食餌に小さじ1/8(またはそれ以上)加える。



・以下のものを週1回食事に加える。
 
ビタミンE 400IU (傷の治りを助ける)
 
ビタミンA 10,000 IU+ビタミンD 400IU (カルシウムの吸収の補助に)

フラワーエッセンスを与える
 1、レスキューリメディ 3滴/回を2〜4時間おきに、結石がなくなるまで
 2、結石が出なくなったら、下記をミックスしたリメディを与える。3滴/回、4回/日
    スターオブベツレヘム: ショックッキングな出来事の後の気持ちの建て直しに
    ホーンビーム: 勇気、強さが必要な時に
     または ゴース: 落胆、絶望感に溢れているときに
    ミムラス: 昔の恐怖心を克服する
    ウォルナット: 現在の感情と、現在の感情に(悪)影響を及ぼす過去の経験との
              繋がりを断つために

大おば様は、「膀胱結石を患うにゃんは、恐怖に満ちている。彼らは、なぜ自分が
こんな目にあうのか、いつ同じような痛み、恐怖がまた襲ってくるのかと、絶えず不安を
抱え、かなりのストレスに見舞われている。それらのコンスタントな脅迫観念は生きると
いう気持ちさえも失いかねない。」とおっしゃっています。
東洋医学でも「恐れは腎をいためる。」「腎は耳と二陰に開竅【かいきょう:特別な関係を
もつこと】する」といいますので(二陰とは尿道、生殖器、肛門のことです)、恐怖心を取り
除いてあげるというのは、大切なポイントなのかもしれません。。。




 
ピトケアン先生のケア(わんの膀胱炎、膀胱・腎結石)

・液体(ブロス:野菜や肉を煮出したスープ)のみの絶食を試みる。
 たまり醤油を少量入れても良い。
・水(塩素、フッ素が入っていないもの)がいつでも飲めるようにしておく。
・症状が改善されたら、通常の食餌に戻すが、食餌は1日2回のみにし、30分たったら
 片付ける。

肝油(cod liver oil)または ビタミンA: 膀胱、尿管の内膜を一番良い状態に保つ
 小型犬 2,500 IU/日
 中型犬 5,000 IU
 大型犬 10,000 IU

ビタミンD
 通常、日光に当たることより体内で合成されるが、室内にいることが多い動物の場合、
 不足する可能性がある。

ビタミンC: 解毒、尿の酸性化に
 小型犬 250mg/日 2回/日
 中型犬 500mg/日 2回/日
 大型犬 500mg/回 3回/日

 イーストの代わりに
ビタミンB群(ビタミンB2とB6が入ったもの)
 小型犬 10mg/日
 それ以上の大きさの犬 20mg/日

カルシウム
 「カルシウムを押さえることによって、石の形成を低下させる。」という考えから
 低カルシウム食を薦められることがあるが、確証はない。
 実際、カルシウムが不十分だと尿中のシュウ酸塩(膀胱・腎臓結石で多く見られる成分)
 の量が増え、問題を悪化させる。


マグネシウム
:結石の再発予防に
 50〜300mg/日 (わんの大きさに合わせて)



 
ピトケアン先生のケア(にゃんの膀胱炎、膀胱・腎結石)

・液体(ブロス:肉や魚を煮出したスープ)のみの絶食を試みる。
 たまり醤油を少量入れても良い。
・水(塩素、フッ素が入っていないもの)がいつでも飲めるようにしておく。
・症状が改善されたら、通常の食餌に戻すが、食餌は1日2回のみにし、30分たったら
 片付ける。

以下の用量のサプリメントを1ヶ月間与える。


肝油(cod liver oil)または ビタミンA :膀胱、尿管の内膜を一番良い状態に保つ
 肝油: 4滴/日
 ビタミンA: 10,000 IU/週

ビタミンC:解毒、尿の酸性化に
 猫 250mg/日 2回/日

ビタミンE:治りかけている組織の瘢痕化を予防、または最小限にとどめる。
 通常量より 25〜50 IU/日 増やす。



ハミルトン先生のケア・わんにゃんの急性の膀胱炎

元気があり閉塞が無いと確信できる場合、24時間煮汁(スープ)のみを与える絶食が
 有効。これにより、排尿時の息みが減少することがある。
 患者が元気であれば、2〜3日絶食を続けても良い。
 (腎臓が除去しなければならない消化による副産物(消化、吸収、代謝後に残った物質)
 を少なくする事で、腎臓の負担を減らし、加えて、補った液体(煮汁・スープのこと)が、
 膀胱からその副産物を追い出すのを助ける)

ビタミンCを余分に与える10mg/lb(体重およそ450gにつき)2〜3回/日
 尿の酸性化を助け、結晶を溶かし、バクテリアの成長を抑制します。

・アミノ酸である
DL-メチオニンも、尿酸性化剤として有効。
 服用量は5〜10mg/lb(体重およそ450gにつき)2〜3回/日
 
*別記のメチオニンを必ずお読みください。

クランベリージュース: 与えるのが大変という難点がある。
 カプセル(クランベリーコンセントレイト)のほうが与えやすい。
 体重10lb(およそ4.5キロ)につき1/4〜1/2カプセル 2〜3回/日

  メチオニン
  <使い方>
  1.獣医さんで尿検査をお願いするか、自宅で尿検査用紙を用いて尿pHを測定する。
  2.尿がアルカリ性の場合のみ使用する。また、シュウ酸塩結石が既存する場合には
    使用してはならない。
  3.用量:猫 100mg/回 2〜3回/日 (犬はワク内の用量参照)
  4.与えすぎると嘔吐する場合がある。

  <
注意
  尿酸性化物として使用されるメチオニンですが、過剰摂取には十分気をつけなければ
  いけません。実験によると、乾燥重量につき2.8〜5.5%のメチオニンを与えられた猫に、
  溶血性貧血、メトヘモグロビン血症、ハインツ小体形成が見られたそうです。
  その他、
  ・メチオニン摂取で、仔猫の摂食量、体重増加の低下。
  ・塩化アンモニウム(尿酸性化物)とDL-メチオニンを大量摂取した仔猫は、体重減少および
   神経異常を起こして死亡。
  などの報告があります。
 
  また、酸性化物は1歳以下のわんにゃん、肝疾患、腎疾患の明らかなわんにゃんには、
  細心の注意をはらって使用する必要があります。

  また、食後4時間以内の尿pHが6.4〜それ以下の場合(猫)は、使用を中止しましょう。

  市販のフードにはすでにDL-メチオニンが添加されているものも多いですから、量には
  くれぐれも気をつけ、専門家にアドバイスをいただいたほうが安心です。


 
ナンシー先生の尿路疾患ケア:
「慢性の膀胱炎に、メチオニンとクランベリーの併用」
Veterinarians' guide to Natural Remedies より

メチオニン:尿の酸性化に *別記のメチオニンを必ずお読みください。
  <用量>
   小型・中型犬 100mg/回 2回/日
   大型犬 200mg/回 2回/日
   改善(尿の酸性化)が見られないようなら、3回/日にする。


クランベリー・エキストラクト:尿の酸性化に
 <用量>
  小型犬 100mg/回 3回/日
  中型犬 200mg/回 3回/日
  大型犬 300mg/回 3回/日
  超大型犬 400mg/回 3回/日



  尿pH検査試験紙
  我が家で使用したことがある尿pH検査は、バイエル・三共さんの人間用の
  尿検査試験紙です。色々種類がありますが、一番安いものは、
  4種(白血球、pH、潜血、ブドウ糖)の検査ができるもので、
  100枚で5000円前後だったと思います。
  近所の大きめの薬局で取り寄せてもらいました。

  ↓↓色々な尿試験紙(人間用)の参考にどうぞ(コピペでお願いしますm(_ _)m)
  http://www.nms-net.com/products/index.htm

  また、尿検査用紙のようにpHの値はわかりませんが、リトマス紙(薬局などで購入)を
  使って簡単にチェックすることもできます。
  リトマス紙は、ご存知のように、酸性→ピンク 中性→ラベンダー色 アルカリ性→青 
  ですから、ラベンダー色〜ピンクがちょうどいいpHなのだそうです。


 ビタミンC: 
ストルバイト系の尿石に(尿pHを酸性化する)
 500mg/日(下痢が起こったら量を減らす)

  
ビタミンC
 尿の酸性化を助けるために、アスコルビン酸(ビタミンC)というのはよく聞く話ですが、
 「バランスのとれた食餌を与えられた猫にアスコルビン酸を投与しても、体重あたり
 1,000mg/kg未満であれば、尿pHに有意な影響は及ぼさない。」という研究結果も
 あります。

     


ハーブ

 お・ね・が・い
 下記ハーブの安全性は、おおざっばにしか調べておりません。
 中には(内服の場合ですが)妊娠中・疾患により禁忌なものや、にゃんには危険なハーブも
 あるかもしれませんので、使用する場合は、各自チェックお願いします。


  内服・コンビネーション


シュワルツ先生のハーブ・コンビネーション(急性膀胱炎後)
Four Paws, Five Directions より
ハーブの種類 オオバコ(Plantain)、
セイヨウキンミズヒキ(アグリモニー Agrimony)、
クリーヴァー(Cleavers)
希釈 それぞれ1oz(29.57CC、28g)に(動物の大きさにより)
1〜3 スポイト分の割合で希釈
投与量 上記用量で希釈したものをそれぞれ
オオバコ 6滴/回
アグリモニー 2滴/回
クリーヴァー 4滴/回
回数 上記3種のハーブを 一日3回




シュワルツ先生のケア・慢性的な結晶・結石(リン酸系結石)
Four Paws, Five Directionsより

長期使用(2ヶ月まで)
ハーブの種類 クリーヴァー(Cleavers)
レッド・クローバー(Red clover)
アイブライト(Eyebright)
スギナ(Horsetail)
作り方 上記の中から1〜3種類を
選び1oz(29.57CC、28g)の浄水に各ハーブを
1〜3滴の割合
回数 一日1回 
注意 下痢した場合は使用を中止する。

 スギナ使用時の注意
・高血圧症、心疾患の場合は禁忌(Herbs for Petsより)
・ケイ酸塩結石症の病歴がある場合にも使用する際は注意が必要(Herbs for Petsより)
・10日以上使用する場合は、尿路の炎症を避けるため潤滑剤の働きをするハーブ
 (例マシュマロウ)と併用する。(Herbs for Petsより)
・スギナは消化器を刺激するため、(人間の場合で)6週間以上連続して
 使用してはいけない。(世界薬用植物百科事典より)




シュワルツ先生のケア・慢性的な結晶・結石(尿酸系結石)
Four Paws, Five より

長期使用(2ヶ月まで)
ハーブの種類 ワイルドキャロット(ノラニンジン Wild carrot)
ヒメコウジ(Pipissewa = Wintergreen)
セロリルート(Celery root)
コーンシルク(Cornsilk)
グラベルルート(Gravel root)
作り方 上記の中から1〜3種類を
選び1oz(29.57CC、28g)の浄水に各ハーブを
1〜3滴の割合
回数 一日1回
注意 下痢した場合は使用を中止する。

 
ヒメコウジ(ウィンターグリーン、Wintergreen)にはアスピリン酸が含まれますので、
   にゃんには避けたほうがよろしいと思います。




ティルフォード先生の尿路疾患ケア:膀胱炎、結石
Herbs for Pets より
ハーブの種類 マシュマロウ・ルート(marshmallow root)
シバムギ(ヒメカモジグサ、カウチ・グラス、couch grass)
ネトル(nettle)
エキナセア(echinacea)
オレゴングレープ(Oregon grape)
作り方 マシュマロウ・ルート3、シバムギ1、ネトル1、
エキナセア1、オレゴングレープ1 の割り合いでミックス
用量・回数 <濃いお茶(冷ましたもの)>
犬:体重およそ13.5kgにつき 小さじ1/回、2回/日
猫:体重およそ13.5kgにつき 小さじ1/2(/回)、2回/日

<ティンクチャー(低アルコールのもの)>
犬:体重およそ13.5kgにつき 1〜2ml/回、2回/日
猫:体重およそ13.5kgにつき 0.5〜1ml/回、2回/日
備考 できれば、胃袋が空の時に与える。
できるだけたくさん水を飲ませる。

うさぎうまから
 免疫異常の疾患(猫エイズ、免疫介在性溶血性貧血など)をもつ動物にはエキナセア
 などの免疫力を押し上げるハーブは、危険とおっしゃる先生もいらっしゃいます。

 他
 ベアベリー、セージ、スギナの葉をミックスしたもの

  内服・シングルハーブ


ネコの慢性FUSに
The Natural Remedy Book for Dogs & Cats より
ハーブの種類 スギナ(地上部)の煎じ液
作り方 1/2カップ(≒120cc)のお湯に対して小さじ2
用量・回数 小さじ1/4 を3〜4回/日 1週間かそれ以上続ける
備考 症状が軽い場合(例:頻尿、トイレ以外の場所で用をたす)に
使用。

 
スギナ使用時の注意
・高血圧症、心疾患の場合は禁忌(Herbs for Petsより)
・ケイ酸塩結石症の病歴がある場合にも使用する際は注意が必要(Herbs for Petsより)
・10日以上使用する場合は、尿路の炎症を避けるため潤滑剤の働きをするハーブ
 (例:マシュマロウ)と併用する。(Herbs for Petsより)
・スギナは消化器を刺激するため、(人間の場合で)6週間以上連続して
 使用してはいけない。(世界薬用植物百科事典より)



腎臓結石・膀胱結石に
The Natural Remedy Book for Dogs & Cats より
ハーブの種類 ベアベリー・ルート(ウワウルシ、クマコケモモ)
作り方 1カップ(236.6cc)の水に対して小さじ1
5分間浸してから濾す
用量・回数 一日3回

猫・小型犬:小さじ1
小型〜中型犬:小さじ2
中型犬:大さじ1
大型犬:大さじ2
超大型犬:大さじ3

ウワウルシ使用時の注意点
・妊娠中は禁忌(子宮への酸素運搬を抑制すると考えられている)(Herbs for Petsより)
・長期服用により、腎臓、膀胱、尿道に炎症を起こる事がある。(Herbs for Petsより)
・前々から腎炎、腎不全がある場合は禁忌となる場合がある。(Herbs for Petsより)
・妊娠中、腎疾患がある場合は禁忌(世界薬用植物百科事典より)
・人間の場合一般的に、7〜10日間以上連続して服用してはならない。
(世界薬用植物百科事典より)



尿に小さな石、結晶が混じっているとき
The Natural Remedy Book for Dogs & Cats
Natural Hearth for Dogs & Cats より
ハーブの種類 サルサパリラの根(sarsaparilla root)
作り方 1カップ(236.6cc)の水に対して小さじ2
5〜15分間浸してから濾す
用量・回数 小型犬:小さじ1/2
中型犬:小さじ1
大型犬:大さじ1

1日3回
備考 排尿時に痛みがあり、尿に血液が混じっている。

このハーブは痒みを伴う乾燥肌で、それが春にもっともひどくなるという症状をもつ動物に適している場合が多い。

サルサパリラ使用時の注意
サポニン含有量が高いので、過剰摂取、長期使用により、胃腸に炎症や嘔吐が生じ、
脂溶性ビタミンの吸収を妨げることもある。(Herbs for Petsより)

 ・感染症がある場合には、エキナセア(echinacea)、ゴールデンシール(goldenseal)、
  ポウダルコ(pau d' co)
などの抗生物質的な働きをするものを使用する。

 ローズヒップ(ビタミンC源として):尿pHを酸性化する。ストルバイト系尿石に
 500mg/日(下痢が起こったら量を減らす)


 クランベリージュース・エキストラクトまたは甘みのないクランベリージュース
  尿pHを酸性化する。尿路感染症、ストルバイト系尿石に


   用量: 猫 250mgのクランベリーエキストラクト
       飲み水の1/3量をクランベリージュースにする。

  
注意
  大きな副作用はないが、クランベリージュースはある種の薬剤(抗欝剤、処方鎮痛剤を含む
  全ての弱アルカリ性の薬剤)の排出を急速に行うよう腎臓に働きかけるため、薬の効果を
  弱めることがある。

 アシュワガンダ(ashuwaganda):ストレスからくる膀胱炎、血尿に
  用量: 猫 体重およそ4.5キロにつき10滴/回 2回/日

 マシュマロウ・ルート(marshumallow root)
  膀胱・腎臓結石に。
  アルコール・フリーのものを選ぶ。

 マレン(ビロードモウズイカ)・リーフの お茶(Mullein leaf tea):
  尿が酸性に傾きすぎているときに。
  利尿作用、抗菌作用もある。
 

 ジュニパー(セイヨウネズ、juniper): 利尿効果、尿管の防腐剤。 腎臓病時 使用不可

 ブッコノキ(ブークー、buchu)
: 利尿効果。腎臓・尿道の炎症・感染症に。妊娠中禁忌 

 パセリ(parsley)
: 利尿効果。種子は避ける。

 ダンディライオン(タンポポ、dandelion)
: 利尿効果

 ウォータークレス(オランダガラシ、ウォータークレソン、watercress)
:利尿効果

 ヤロー(セイヨウノコギリソウ、yarrow)
: 
  細菌発育阻止作用がある。ツヨン(thujone)を含むので過剰摂取は避ける。長期使用不可
  妊娠授乳期禁忌 
 

 ナズナ(Shepherd's purse): 
  血尿、結石に。尿管を殺菌する。
  血液抗凝固薬との併用は×、血液凝固障害のある場合、妊娠中は禁忌


     


フラワーエッセンス


 レスキューリメディ(Rescue Remedy) :最初から最後まで与える。 
 ミムラス(Mimulus) :恐れに
 スターオブベツレヘム(Star of Bethlehem) :ショックに
 ホーンビーム(Hornbeam) :疲労に、精神的な強さが必要なときに 
 ゴース(Gorse) :絶望感から救う
 オリーブ(Olive) :疲れきった、不健康な、心に傷を負った動物に
 サルビア(Salvia・Sage): 
ストレスにさらされている時の安定性に

     


ジェムストーン


 シトリン、黄水晶(Citrine) 
:動物の寝床、首輪、トイレなどに入れておくなどして使用。
                   できれば天然のものを。

  
>できれば天然のものを
    「紫水晶を加熱処理した人工の黄水晶ではないもの」という意味だと思います。


 シトリン以外の黄色い石【アンバーカルサイト(Amber Calcite)、琥珀(Amber)、
 イエローベリル(Yellow Beryl)など】 
:膀胱・腎臓を癒す。
 翡翠(Jade)
:伝統的に使われ、膀胱・腎臓を癒すといわれている


 以上です。お疲れさまでした。




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